お金
普段の生活費や収入、老後の資金… コロナ禍で「将来のお金に対して不安」を抱いている人は7割超
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金融ジャンルのITサービスを提供する株式会社エイチームフィナジーは、新型コロナウイルス感染症の流行に伴う「将来のお金に対する意識」を調査しました。その結果、コロナ禍で「将来のお金に対して不安」と回答した人は7割超に。また、不安解消のため貯蓄や投資による資産運用も視野に入れる人がいる一方、「手段がない、分からない」という意見もありました。
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お金の不安を解消する取り組みは「節約」が最多 アンケート結果
調査は今年7月27~29日、全国の20~50代の男女(333人)を対象にインターネット上で実施。新型コロナウイルス感染症の流行により、将来のお金に対し「かなり不安を感じるようになった(30.6%)」「やや不安を感じるようになった(31.5%)」「不安を感じるようになった(13.6%)」と、程度はあるものの「不安を感じている人」は合計で75.7%となり、7割を超えています。
具体的には「普段の生活費が不安(66.5%)」が一番多く、次に「充分な収入が得られなくなることが不安(57.1%)」「老後の生活資金が不安(53.5%)」という回答が続きました。
お金に関する不安解消の取り組みとして「始めたい、または始めている」ことを問う設問(複数回答可)では、「節約(55.6%)」「預貯金(54.3%)」を挙げる人が上位で、それぞれ5割以上に。まずは「できることから始めたい」という思いが浮き彫りになりました。
「投資による資産運用を始めたい、または始めている(28.4%)」は3割近くとなり、収入の減少や老後の生活資金といった将来の不安に対して「資産運用」で解消したいと思っている人もいると推察されます。続いて「副業(17.0%)」「行いたいと思う手段がない、分からない(14.8%)」という結果になりました。
(Hint-Pot編集部)