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メーガン妃が激怒 ヘンリー王子の英国軍名誉職の辞任は「本当に不必要なこと」
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3月の軍行事の後、2人が見せた“異様な表情”の理由か?
今年3月末日で“王室引退”したメーガン妃とヘンリー王子。それに伴って王子は多くのものを手放したが、何よりも無念に感じているのは10年間のキャリアを築いた英軍隊の名誉職を辞任せざるを得なかったことだとされる。そして、これに激怒したのが妻のメーガン妃だったといい、「so unnecessary(本当に不必要なこと)」と語ったという。夫妻の非公式伝記「Finding Freedom(自由を探して)」に書かれていると、英紙が伝えた。王子の最後の軍行事となった3月7日、帰りの車中で王子は茫然自失、妃は憤怒の表情を浮かべている様子が話題になった。
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英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が掲載した記事によると「Finding Freedom」には、ヘンリー王子が軍の名誉職の辞任を余儀なくされたことについてメーガン妃が後日、友人に「so unnecessary」と心境を語ったと書かれているという。
ヘンリー王子といえば、何よりも自身の10年間の軍隊経験を誇りにしていることで有名。そのよりどころとして「海兵隊元帥」「名誉航空司令官」などの名誉職が与えられていた。
しかし、それも“王室引退”とともに事実上の剥奪。この仕打ちに対してメーガン妃が激怒したというわけだ。
今年3月7日、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われた英国王立海兵隊軍楽隊の演奏による「マウントバッテン音楽祭」が、任を離れる前にヘンリー王子が軍服姿で参加した最後の軍行事となった。この帰りの車中でヘンリー王子が、幽霊のような茫然自失の表情で写真を撮られたのは記憶に新しい。
この真っ青な顔をしたヘンリー王子の隣で、メーガン妃は眉間にシワを寄せ、歯をむき出しにした憤怒の表情を見せていた。
そんな2人の心理状態を推し量ることができるエピソードだが、ある意味では自然な因果応報のお話だろう。自由を求めて王族を離れれば、その特権や名誉職などからも離れなければならないのは当然である。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)