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マル秘レシピも公開 LA在住ナチュラリストの「塩麹」オンラインイベントに潜入!
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Hint-Potの連載でおなじみナチュラリストの小田島勢子さんが、オンラインイベント「『教えて、せいこさん』 LA在住のナチュラリストが伝授“腸活”に役立つ食のヒント~塩麹編~」をこのほど開催。美人プロレスラーでモデルの赤井沙希さんをゲストに迎え、アメリカでも人気の発酵食の1つ「塩麹」について、講義あり実習ありの大充実プログラムに潜入取材を敢行しました!
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米国から小田島勢子さん、ゲストに東京から赤井沙希さん 参加者は場所を選ばず
会場を覗くと、そこにはロサンゼルスから小田島さん、東京から赤井さん、そして日本全国のみならず、アメリカからの参加者も。このワールドワイド感はオンラインならでは!
ワクワク顔の参加者を前に早速、講義がスタートします。今回のテーマは“塩麹”。そもそも麹って何でしょう?
小田島さん(以下、小)「麹とは、麹カビというカビの一種。それが何かの表面に付いて発酵し、麹となります。たとえば今日の塩麹に使うのは、お米に麹菌を付けた“米麹”。酵素がたっぷり含まれているから抗酸化作用が期待できるし、ビタミンBも豊富。身体だけじゃなく美容にもいいですよ」
塩を入れた時点で麹菌はほぼ死滅!? 酵素が残って“活躍”
俄然、麹に興味が湧いたところで沙希さんが塩麹作りに挑戦です。
小「材料は、ドライ麹(75g)、水(100ml)、天然塩(20g)。それを全部、瓶に入れて振ります」
赤井さん(以下、赤)「これで出来上がりですか?」
小「1日1回瓶を振って、1週間で塩麹になりますよ。塩麹を発酵させている1週間は、ふたはゆるく閉めて直射日光が当たらない常温の場所に置きます。ところでがっかりするかもしれないけど……塩を入れた時点で、麹菌はほぼ死滅するの!」
赤「えっ!?」
小「ただ、麹が死んでも酵素は生きていて、お米のでんぷんを糖に変える。その糖質をエサにする乳酸菌や酢酸菌(私たちにとっての善玉菌)がどんどん生まれ、塩麹は発酵食品になっていくんです」