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大阪女性の“飴ちゃん”好きは本当か? こだわりが強いのは東京女性 働く女性の飴事情調査

著者:Hint-Pot編集部

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いつの間に定着? 「大阪女性は飴好き」のイメージ(写真はイメージ)【写真:写真AC】
いつの間に定着? 「大阪女性は飴好き」のイメージ(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 大阪らしいエピソードの1つに「おばちゃんが飴をくれる」があります。大阪在住者・出身者からは「そうとも限らない」との意見もある一方、「大阪女性=飴ちゃん」のイメージはいつの間にか全国的になりました。いずれにせよ、大阪出身の筆者は実家や親戚の家で“飴ちゃん”を見かける頻度は高いと感じています。「持って帰り」と言われることや移動中に勧められる経験も度々あることから、「大阪女性の飴好き」を信じて疑わないのですが、このほど実施された飴に関する調査は驚くべき結果となっていました。

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「バッグに常備」は東京女性の方が多い?

 2020年2月にこの調査を実施したのは、ヴイックスのど飴シリーズでおなじみの大正製薬株式会社。東京と大阪に在住する20~30代の有職女性で「普段、仕事中に飴・キャンディを1か月に数回程度以上食べる」500人を対象としており、初めから「飴好き」に的を絞った調査です。

 まず、仕事中に飴・キャンディを食べるシーンについては「気分転換・リフレッシュしたい時」が57%で最多。続いて「口寂しい時(47%)」「小腹が空いた時(45%)」「休憩・ひと休みしたい時(42%)」などが続きました。食べる理由の上位も「気分転換のため(56%)」「口寂しさの解消のため(53%)」「おやつ・間食として(43%)」が並び、大きな差は見受けられません。

「仕事中、飴・キャンディが手放せないと思いますか?」との設問では、東京と大阪でともに46%が「思う」と回答しましたが、その内訳が驚きです。「とてもそう思う」は東京16%、大阪10%で何と東京が勝利。また、オフィスで常備している派も東京は65%。大阪は64%と、僅差ながら大阪が敗れています。ならば、と(通勤に限らず)自分のバッグの中に常備しているかを問う設問を見ると、東京51%、大阪48%と大阪が完全敗北していました。おかしい、こんなはずでは……。

 では一体、彼女たちは仕事中に食べる飴・キャンディに何を求めているのでしょう? トップは東京・大阪ともに「好みの味わいである(東京73%・大阪66%)」となり、続いて「乾燥を防げる(東京41%・大阪32%)」「清涼感がある・リフレッシュできる(東京38%・大阪31%)」「満足感がある(東京32%・大阪27%)」が並びました。しかしやはり、どの項目でも東京の方が回答率高め。これは大阪人として嫌な予感がします。

飴・キャンディへのこだわりは東京女性の方が強い?

 この嫌な予感は最後の設問「仕事中に食べる飴・キャンディにこだわりはありますか?」で見事的中。「ある」が東京54%、大阪50%と2人に1人の結果となりましたが、やはり内訳に驚きです。「とてもある」が東京16%に対して大阪10%。確かに、実家や親戚の家にある“飴ちゃん”はバラエティ豊かすぎて「適当に選んだな」と実感することが多いのですが、ここまではっきりした結果になるとは……!

 また、東京の回答者は「午前中はすっきりするという意味でもミント系のものやのど飴、午後は少しボーっとするタイミングで甘い系の飴、乾燥が気になる時期は時間に関係なくのど飴を舐める」(31歳)や、「エアコンで乾燥する時用のハーブ系のど飴、小腹が空いた時用のミルク系、両方を満たしたい時用のフルーツ系のど飴の3種類を、職場のデスクに常備している」(30歳)など、こだわりを超えておしゃれ心すら感じるコメントを残しています。

 この傾向は飴・キャンディの好みの味わいを問う設問でも顕著といえるかもしれません。フルーツ系などの「甘い味わい」とミントなどの清涼感がある「すーっとした味わい」で普段の仕事中によく食べている味は、東京と大阪ともに前者が57%。しかし後者は、東京34%、大阪28%という結果に。仕事中に関わらず特に好きな味わいでも同様で、前者は東京66%、大阪73%ですが、後者は東京27%、大阪17%と、東京女性は飴にクールさを求める傾向があるようです。

 大阪出身者としては若干の悔しさ(?)を覚える調査結果でしたが、もしかすると調査対象の20~30代大阪女性は「家に放置されている飴を無造作に持ち出している」可能性もあります。考えすぎでしょうか。とはいえ、大阪で飴をもらう時にこだわりをおしゃれに語られてもツッコミに戸惑う可能性が高いため、それはそれでいいかなとも思います。どんな種類でも、仕事中の飴ちゃんはやけにおいしいですからね。

(Hint-Pot編集部)