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メーガン妃とヘンリー王子 “称号剥奪”求める声高まる 英国民の2/3以上が賛成
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メーガン妃は「米大統領選に意見を述べるべきではない」は63%に
“王室引退”して米西海岸に移住したヘンリー王子とメーガン妃。しかし、英タブロイド紙との法廷闘争や、米動画配信大手「ネットフリックス」との超大型契約など話題には事欠かない。セレブリティとしての地位を固めつつある一方で、英国民はそんな2人の華々しさや、政治的発言を繰り返していることに強い嫌悪を示しているようだ。「公爵・公爵夫人のタイトルを剥奪すべき」という意見が英国成人の中で68%に上ることが明らかになり、英メディアがこぞって取り上げている。夫妻は先日、米「タイム」誌のイベントにビデオメッセージで登場。政治的発言が批判を浴びた。
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英大衆紙「デイリー・メール」が掲載した記事によると、市場調査会社「サバンタ・コムレス」が4174人の英国人成人を対象に行ったアンケートの結果を英雑誌「タトラー」が掲載。ヘンリー王子とメーガン妃からタイトルを剥奪すべきという回答が68%に達したとして、英大衆紙が取り上げている。
また、63%が「メーガン妃はアメリカの大統領選に意見を述べるべきではない」と回答している。夫妻は先日、テレビ放送された米雑誌「タイム」の「世界で最も影響力のある100人」発表イベントにビデオメッセージで登場。2人が米大統領選にも触れたことで、英国内では一般市民からも批判が殺到した。
調査は先月行われたが、これまでも米国で政治的な発言を繰り返してきたメーガン妃を苦々しく思っている英国民は2/3近くもいるようだ。
さらには35%が「いつの日かメーガン妃はアメリカ大統領になりたいと考えている」と答えている。
英国で王室を離れたにもかかわらず、エリザベス女王から授与された「サセックス公爵・公爵夫人」の肩書きを保持したまま政治的な活動を行う2人への反感は高まっている。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)