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ヘンリー王子 称号を返上しても将来は安泰? メーガン妃次第で「米国のロイヤルの役割が」と英紙

著者:森 昌利

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ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】
ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】

称号を失った場合、メーガン妃は米政界に打って出るとの“声”

“元ロイヤル”の肩書きが物を言い、米動画配信大手「ネットフリックス」と100億円超ともいわれる破格の契約を締結したヘンリー王子とメーガン妃。一方で、エリザベス女王から授与された「サセックス公爵」の称号を保持し続ける姿勢が、英国で大きな批判の対象となっている。しかし、もしも“公爵・公爵夫人”の肩書きを返上すれば、政治に強い関心を示し、先日の米「タイム」誌のイベントでも米大統領選への投票を促すスピーチをした妃が、将来的に米大統領に立候補する可能性が高まると英紙は指摘。その場合、夫のヘンリー王子は“ファーストジェントルマン”として「米国のロイヤル的な役割を担うことになるかもしれない」と伝えている。

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 英大衆紙「デイリー・ミラー」が伝えたところによると、関係筋が米雑誌「ヴァニティ・フェア」に「メーガン妃が米国の市民権を手放さなかったのは、将来政治の道に進む夢を諦めたくなかったからです」と発言。王位継承権6位のヘンリー王子と結婚して英王室入りしても、政治家への道を閉ざしたくなかったことを明らかにした。

 ロイヤルファミリーの一員となれば、政治的中立を保つのが鉄則。ところが今回の“王室引退”を機に、メーガン妃は「何も言わないのが一番の罪」として「ブラック・ライブズ・マター(BLM)」運動にリモート参加するなど、積極的に政治的発言を続けている。

 今月22日には米「タイム」誌の「世界で最も影響力のある100人」発表イベントでスピーチ。そこでも11月の米大統領選を「我々の人生で最も大切な選挙」であるとして、「ヘイトスピーチを拒否しよう」と呼びかけた。

 こうした流れから、英王室がヘンリー王子が保持する「サセックス公爵」の称号を剥奪、もしくは夫妻が返上した場合、メーガン妃の米政界進出への歯止めとなる材料は完全になくなるという図式が浮上するわけだ。

「ミラー」紙は、メーガン妃が将来の米大統領になる可能性を伝えるとともに「ヘンリー王子は称号を剥奪されることになっても心配することはない。将来はファーストジェントルマンとなり、米国でロイヤルとしての役割を担うことになるだろう」と指摘。大統領や首相夫人を指すファーストレディならぬ、ファーストジェントルマンとして活躍する余地があるという皮肉な一文を掲載した。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)