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前髪を自分でカット プロ美容師が伝授する“失敗しないコツ”
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コロナ禍の外出自粛がきっかけで、美容院へ行く機会が減った人も多いのでは? 「自分で前髪を切りたい」と思う人も多いでしょう。前髪のカットは簡単そうに見えますが、長さを揃えるつもりがつい切りすぎてしまい、思った通りにならないことも。そこで、東京の人気サロン「Euphoria GINZA GRANDE」で活躍する美容師の金沢千裕さんに、失敗しないコツを教えていただきました。
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ハサミは小さめのものをチョイス 少しずつ切る
「第一印象が決まるとも言われる前髪はヘアスタイルの中でも最も重要な部分。すぐ伸びるし、女性にとっては悩みの種ですよね」と金沢さん。まずはセルフカットにあると便利&用意するものをご紹介します。
【用意するもの】
ハサミ
すきバサミ
クリップピン(ダッカール)3~4本
くし(コーム)
文具用のハサミでも前髪は切れるそうですが、刃面が粗いことがネック。見た目では気付きにくいものの、顕微鏡などで見ると切った断面がギザギザになっているため、枝毛の原因にもなるそうです。毛の断面がスパッと切れるヘアカット用のハサミを使う方が、髪の健康には良さそう。金沢さんによると、「どうしても今切りたい!」場合は眉毛用のハサミを使っても可能とか。
「カット用は、できるだけ小さいものを選んだ方が良いです! イメージとしては眉カットと文房具用の間くらいの大きさ。大きいハサミは距離感が掴みにくいのですが、小さいと小回りが利いて扱いやすく、切りすぎを予防できます」
また、すきバサミはくし目が細かいものを選ぶと良いそう。粗いものは1回切るだけですきすぎてしまう恐れがあり、失敗しやすいためです。目が細かいもので何度も繰り返してすいていくのがコツ。