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ハラスメントに悲痛な声「部下を泣くまで説教」 会社への不満は「上司」と「人間関係」が最多

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

多くの人が集まるからこそ、なかなか尽きない職場での悩み(写真はイメージ)【写真:写真AC】
多くの人が集まるからこそ、なかなか尽きない職場での悩み(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 働いていると、誰しもが大なり小なりの不満や問題を抱えてしまうもの。中でも、一緒に働く同僚や上司との人間関係には難しいものがあります。仕事上どうしても関わらざるを得ない相手との関係性が悪くなると、仕事に影響が及んでしまうケースも。また、近年ではハラスメントが社会問題にもなっています。実際のところ、会社員の人たちはどう感じているのでしょうか。

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会社への不満は人間関係が1位 テレワークだからこその不満も

 労働者と弁護士のマッチングサイト「労働問題弁護士ナビ」を運営する株式会社アシロは2020年9月、同サイトを訪問した20~50代の男女1227人を対象にアンケート調査を実施しました。まずは、会社に対する評価を項目別に5段階評価。「非常に不満(5)」と答えた人が最多となったのは「上司に対して」という項目で、半数近い46.8%が選択しています。

 さらに「会社への不満」を問う設問(複数回答可)では、1位が「人間関係(887票)」、次いで「労働時間の長さ(727票)」「社風が合わない(662票)」が続きました。「給与が少ない」は581票で4位、「残業代が出ない」は547票で5位となり、お金よりも“相性”と労働条件を重要する傾向が見て取れます。

 会社への不満の理由としては「テレワークになったのに労働時間が逆に長くなった」「遠隔であるがゆえに、上司から頻繁に電話がかかってきて自分の作業が進まない」などの声が聞かれ、コロナ禍でテレワークになったからこそ抱く不満も存在するようです。顔が見えない状況でのコミュニケーションはなかなか難しいもの。上司も部下も、何らかの工夫が必要かもしれませんね。

ハラスメントの存在と被害 7割超が認める衝撃の結果

 次に「会社内でハラスメントはありますか?」と尋ねたところ、「ハラスメントがある」は39.3%、「ハラスメント被害を受けている」は38%に上りました。実に77.3%の人が、ハラスメントがある、もしくは自身が被害を受けていると答えており、ハラスメントも会社への不満を抱く大きな一因となっていると思われます。具体的な回答は以下の通りです。

「鬱病で休みを取りたかったが社長に怒鳴られた。結局苦しみとともに働いている」
「恫喝され退職することすら許されない」
「裏で悪口を言われている。特定の人物が私にだけ対応を変える。笑顔を絶やすなと言われる」
「理不尽な態度、威圧的な態度、サービス残業の強要」
「来られない時間にわざと出勤しろと言う、部下を泣くまで説教している」
「揚げ足を取る。辞めさせるように仕向ける。事実と違う上申。取り巻きと一緒に悪口、悪評を広める」

 上司であることを利用した「パワーハラスメント」が多く、身体に影響を及ぼすなど、かなり深刻なケースも見受けられます。