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メーガン妃 王室の男尊女卑的なしきたりに「不満を抱いていた」 匿名情報筋が明かす
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女性の権利向上に熱心な“人権運動家”としても知られるメーガン妃。8月のイベントで女性有権者に対して米大統領選挙への投票を呼びかけたことをはじめ、さまざまな場面で女性の権利向上と結束を訴えている。そんな進歩的な妃だけに、王室の男尊女卑的なしきたりに不満を抱いていたことを、匿名の情報筋が明かしたという。夫妻は主要王室メンバーだった頃も手をつないで公の場に現れるなど、ラブラブぶりを隠そうとしなかった。
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女性の権利向上に熱心な妃 王子とのラブラブぶりを隠そうともしなかった
英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が掲載した記事によると、匿名の情報筋はあるメディアに対し、メーガン妃はロイヤルファミリーの「ドレスは膝を隠す丈のもの」といった前時代的なしきたりに大きな不満を抱いていたと語った。
また、別の情報筋は、ヘンリー王子とメーガン妃夫妻は長男アーチーくんを「彼らの意思を受け継いで」育てているとした。同紙はこれについて、「王室のしきたり、特に性差別的な伝統に従わないこと」を意味しているのだろうと報じている。ただし、これらの情報筋が王室と関係しているかは述べられていないという。
“王室引退”前の妃とヘンリー王子は、手をつないで公の場に登場するなど、それまでの王室メンバーには見られなかった行動で独自の考えを明らかにしていた。米ロサンゼルスで生まれ育ち、女優になった妃。歴史と伝統を重んじる英王室に嫁いでその前時代的なしきたりに驚いたことは想像に難くない。
ただ、そうした違いに反発するだけでは、実りある関係は築けないだろう。結果的に夫を英王室から引き離してしまった“引退”は、2人が生まれ育った環境の違いが生み出したものなのかもしれない。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)