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メーガン妃とヘンリー王子 ネトフリでタブー破りなら英王室との関係“終了”も 専門家が警告
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“王室引退”したヘンリー王子とメーガン妃の最近のビッグニュースと言えば、米動画配信大手「ネットフリックス」との100億円超ともいわれる巨額契約。しかし、王室専門家はこの契約でサセックス公爵夫妻が王室の“タブーを破る”こともあり得ると警告している。本当にそうなった場合、王室との関係が完全に遮断され、追放同然の状態になる可能性があるという。英紙が報じている。
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“王室引退”のドキュメンタリーを作れば「王室側は最終的な決断を下す」
英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、ヘンリー王子とメーガン妃に警告したのは王室作家で歴史家でもあるロバート・レーシー氏。「ネットフリックス」で子ども番組やチャリティー関連のドキュメンタリーをプロデュースする分には何も問題はないが、2人が“ある種の決断”をすると、英王室との関係が完全に終わると指摘している。
それは“王室引退”に関するドキュメンタリーの制作だ。レーシー氏は「もしも2人が自ら出演して、なぜ、どのようにして、といった詳細を含め、今回の“メグジット”の裏側を語るような番組制作をすれば、王室側は最終的な決断を下すでしょう」と推測した。
エリザベス女王の有名なモットーに「決して文句を言わず、説明もしない」というものがある。英国君主として、特にその私生活は公にしないことが鉄則。しかし、もしメーガン妃とヘンリー王子が、あくまで自分たちの立場から“王室引退”の裏側、特にケンブリッジ公爵夫妻をはじめとする他の王室メンバーとの確執を語るような番組を作るとなれば、その鉄則に真っ向から歯向かう“タブー破り”の行為となる。
一方、ネットフリックス側もこれまで映像制作経験がない2人のために100億円以上と言われる契約金を費やす。この莫大な金額を回収するために、王室の内側を暴くようなセンセーショナルなドキュメンタリーを制作することがあるのだろうか。
果たしてサセックス公爵夫妻はネットフリックスと英王室のどちらを選ぶのか。今後の2人の番組制作から本当に目が離せなくなる。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)