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99歳のフィリップ殿下 メーガン妃に「心底がっかり」 孫のヘンリー王子を支えるより“自分のことが大事”

著者:森 昌利

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フィリップ殿下【写真:AP】
フィリップ殿下【写真:AP】

昨年ひ孫のアーチーくん誕生時には柔らかな笑顔で祝福

 99歳のフィリップ殿下といえば、かつては歯に衣着せぬ発言で有名だった御大。96歳で公務を引退してからは静かに“隠居生活”を送り、第一線からは退いた形になっている。しかし、妻のエリザベス女王に一生を捧げたその一徹な本音が久々に世間に示されることになった。孫のヘンリー王子夫妻の“王室引退”に関連して、王子を支えられなかったメーガン妃には「心底がっかりしている」という。昨年、誕生したばかりの夫妻の長男アーチーくんを柔らかな笑顔で見つめていた殿下。その母メーガン妃に対しては残念な思いでいるようだ。

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 英大衆紙「デイリー・ミラー」が掲載した記事によると、フィリップ殿下の本音を明かしたのは、英国王室の専門家で王室専門雑誌「マジェスティ」の編集長イングリッド・シュワード氏。英ニュース番組「スカイニュース」に出演し、99歳の殿下の気持ちを代弁している。

 シュワード氏は、メーガン妃が王族としてヘンリー王子を支えられずに“王室引退”に至ったことについて、フィリップ殿下は「心底がっかりしている」と証言する。

 この気持ちの根本には、父ジョージ6世の死によって25歳にして戴冠した妻エリザベス女王のために、やりがいを感じて心から愛していた海軍職を涙ながらに辞職した過去がある。

 女王となった妻を支えるために職を辞し、英王室の公務にすべてを捧げたフィリップ殿下。一方、メーガン妃の場合はヘンリー王子を支えることより「自分の意見を通すことの方が重要だった」と断じ、苛立ちを隠さなかったという。

 また、フィリップ殿下といえば、メディアの注目を一身に集めていたダイアナ元妃に対して「王室の仕事は人気投票に勝つことではない」と言って、突出しすぎた行動や言動をいさめたことでも知られる。それも自分が英国君主である妻の陰にあえて甘んじ、王室のために誠心誠意仕えたからだろう。

 日本人なら理解しやすいフィリップ殿下の“滅私奉公”の精神。だが、やはりメーガン妃には通用しなかったようである。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)