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ヘンリー王子は「王室の公務というものに興味がない」 英有名司会者が新型コロナの対応を非難

著者:森 昌利

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ヘンリー王子【写真:AP】
ヘンリー王子【写真:AP】

「愚弟賢兄」という言葉があるが、ウイリアム王子とヘンリー王子をこの言葉通りに評価するのが英有名司会者のピアーズ・モーガン氏。このほど上梓した同氏の新著「Wake Up」の中で、2人の新型コロナウイルス禍における対応を比較し、厳しい意見をヘンリー王子に浴びせている。英紙が伝えている。兄夫妻は先日、新型コロナウイルスと最前線で闘う医療従事者に感謝を述べる動画が話題になった。

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4月の慈善事業財団の立ち上げ発表は「グロテスクな不適切さ」

 英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、モーガン氏が問題視するのは、ヘンリー王子とメーガン妃が自身の新慈善事業財団「アーチウェル」の立ち上げを発表したタイミング。それは今年の4月で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、エリザベス女王が英国のロックダウンについて国民に語りかけた直後だった。

 モーガン氏は新著の中でこう記している。

「女王がコロナウイルスについて国民に語りかけた直後に『アーチウェル』の設立計画を発表するという、タイミングの“グロテスクな不適切さ”。しかし、一般の英国人は、それこそ何もせずに米国の豪邸で悠々と暮らす、自分勝手で甘やかされた2人の新たな計画には何の興味もない」

 また、モーガン氏は「エクスプレス」紙の取材に、コロナ禍での兄弟王子夫妻の対応について比較している。

「サセックス公爵(ヘンリー王子)夫妻とはまったく真逆と言っていいほど、ケンブリッジ公爵(ウイリアム王子)夫妻は今回のパンデミックで適切で誠実な行動をし、またも国民からの信頼度を上げた」と賛辞を贈る。そして、サセックス公爵夫妻、特にヘンリー王子については「理解はしているようだが、公務というものに興味がない」と痛烈に批判した。

 自身も4月に新型コロナウイルスに感染しながら、英国民に寄り沿ったウイリアム王子。一方、王室を離れた米国の豪邸で暮らすヘンリー王子。モーガン氏の目には、その差は歴然と映ったようだ。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)