弟は「お高くとまっている」「恩着せがましい」と反発

　来月発売されるメーガン妃とヘンリー王子の伝記「Finding Freedom（自由を探して）」で、ヘンリー王子が兄のウイリアム王子に対する態度を変えるきっかけとなったエピソードが詳述されていることが分かった。メーガン妃との交際を始めた頃、兄から忠告された言葉に立腹したという。チャールズ皇太子とダイアナ元妃の間に生まれた2人は仲良し兄弟として知られていたが、メーガン妃との交際が“亀裂”の端緒となったのだろうか。英紙が伝えている。

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　英大衆紙「デイリー・ミラー」によると、ウイリアム王子はヘンリー王子とメーガン妃の交際について「ゆっくり関係を育むように」と弟に忠告。しかし、この兄からのアドバイスに、ヘンリー王子は「嫌なやつ」と興ざめしてしまったという。

　伝記の著者オミッド・スコビー氏とキャロリン・ドゥランド氏は同書で、ウイリアム王子からの「あの女の子を理解するために、できるだけ時間をかけろ」というアドバイスにヘンリー王子が気を悪くしたと説明している。

　ヘンリー王子は特に「あの女の子」という言い方には腹を立てたようだ。兄に対して「お高くとまっている」「恩着せがましい」という思いを抱いたのだという。

　ただ同書によるとこのアドバイスは、結婚を急ぎすぎるあまり弟が痛い目を見てしまわないかという兄としての心配から来たものだとも説明している。

　ヘンリー王子とメーガン妃は2016年夏頃に知り合ったとされる。英国と米国の“遠距離恋愛”を経て2017年11月に婚約を発表。2018年5月19日に結婚式を挙げた。弟を案じて「時間をかけるように」と忠告した兄。しかし弟は聞く耳を持たず……。伝記によると、仲の良かった兄弟の“亀裂”は、メーガン妃との交際をめぐって生じたようだ。

（Hint-Pot編集部）