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メーガン妃の政治的活動は「選挙後も終わらない」 広報が英紙に示唆 英国民は猛反発
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絶大な影響力を持つゆえに“政治的中立”の原則を固く守るロイヤルファミリー。それにもかかわらず、“王室引退”後ではあるがメーガン妃は公爵夫人の称号を保持しながら政治的発言を繰り返し、原則を破り続けている。無論、そうした発言は問題視され、大きな批判も浴びているが、妃は今後も政治的に活発であり続ける方針であることが明らかになった。英紙が報じている。
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メーガン妃は手応えを得たが、読者からは辛辣な意見が続々
英大衆紙「デイリー・メール」が掲載した記事によると、メーガン妃の広報担当者は情報筋にコメント。妃は「人々に政治参加を促すこと」が「重要」だと感じているため、政治的活動は「選挙後も終わらないだろう」と、今後の方針を明らかにしたという。
広報担当者は「社会に対し積極的なメンバーの一部であることは、民主的なプロセスに参加することです。よって、人々に政治参加を促すことは重要なことです」とし、今後数か月の夫妻は政治的に活発であり続けるだろうと示唆したという。また同紙は、これを明かした情報筋は、妃の期日前投票を明かした人物と同一であると報じている。
しかし、この報道に対し、同紙の読者コメント欄は、サセックス公爵夫人であるメーガン妃の政治活動への明確な反発を示した。
高評価のトップは「頼むからやめてくれ。(政治は)大人が話し合うもの」というもの。これ以外にも辛辣な内容が続いている。
「なぜエリザベス女王はメーガン妃とヘンリー王子の称号を剥奪しようとしない?」
「メーガン(妃)自身は“自分が一生懸命頑張ってきた”と言うが、それはタチの悪いジョーク」
「政治的な発言は墓穴を掘るもの。それに英国では(メーガン妃の発言は)まったくリスペクトされていない」
「モラルがゼロの人間の言うことなど誰も聞かない」
英王室が原則とする“政治的中立”を無視して、王室メンバーと結婚したことで得た知名度だけを利用するのは、やはり“反則”と言うべきだろう。政治的な発言をするのであれば、英国民の大多数が考えるように、少なくとも2人がすべての称号を返上してからではないだろうか。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)