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ヘンリー王子は「困った状態に陥った」と専門家 「ザ・クラウン」には今後も沈黙か
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チャールズ皇太子とダイアナ元妃の結婚生活の描かれ方が物議を醸している王室ドラマ「ザ・クラウン」シーズン4。ダイアナ元妃演じるエマ・コリンがそっくりであることも話題となっており、大きな注目を集めている。その一方で、米動画配信大手「ネットフリックス」と巨額契約を結んだヘンリー王子とメーガン妃の状況は難しいものとなっていると専門家が指摘した。英紙が伝えている。
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ネトフリとの契約でヘンリー王子には発言権がなくなった
英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、王室コメンテーターのオリヴィア・アトリー氏が、ジャーナリストのマイク・グラハム氏が司会を務める英ラジオ局の番組に出演。ネットフリックスと100億円、または260億円超とも報じられた契約を結んでいる、ヘンリー王子夫妻を取り巻く状況について語った。
番組ではまず、司会のグラハム氏が「ハリー(ヘンリー王子の愛称)は実の父母の不仲を容赦なく描いたネットフリックスに無言を貫いているが、これは夫妻の立場を悪くしているのではないか」と指摘。すると、アトリー氏は「ハリーは今、困った状態に陥っているでしょう」と述べた。
その理由については「ネットフリックスと契約を結んでいることで、ハリーには発言権がなくなりました」と説明。さらに「ネットフリックスは収入源ですから」と話し、利害関係のために「今後も同じ状況は続く」と続けた。
王室の暗部や恥部も描くネットフリックスと、英王室との間に挟まれたヘンリー王子。専門家は王子の難しい立場がすぐには解消されないものとみている。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)