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ヘンリー王子はネトフリに「魂を売った」 物議醸す王室ドラマ「ザ・クラウン」に“沈黙”で批判の声

公開日:  /  更新日:

著者:森 昌利

ヘンリー王子【写真:AP】
ヘンリー王子【写真:AP】

 英王室を描いたドラマ「ザ・クラウン」シーズン4が、米動画配信大手「ネットフリックス」から15日に配信され、日本でも話題を呼んでいる。結婚前後のチャールズ皇太子とダイアナ元妃に焦点が当てられているが、その描き方に王室関係者は困惑しているようで、ウイリアム王子は激怒していると伝えられている。一方、王室を離脱したヘンリー王子夫妻は9月、そのネットフリックスと100億円超の巨額契約を結んだとあって、英有名司会者のピアーズ・モーガン氏は、ネットフリックスに「魂を売った」などと王子を批判している。

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ウイリアム王子は「激怒している」と言われている

 英大衆紙「デイリー・ミラー」によると、モーガン氏は自身の連載コラムで「ザ・クラウン」シーズン4で描かれているチャールズ皇太子とダイアナ元妃のキャラクター設定に疑問を呈し、ヘンリー王子に対して批判の目を向けている。

 モーガン氏は今回の「ザ・クラウン」で描かれているダイアナ元妃について「現実逃避ばかりしている子どもっぽい人間。恥ずかしいほどの世間知らずとして描かれている」と指摘。さらにチャールズ皇太子に関しても「自己憐憫が強く、冷たく、残酷で意地が悪く、非常に手がかかるキャラクターに設定されている」と自身の感想を記述している。

 ロイヤルファミリーも困惑しているようで、特にウイリアム王子は両親の描かれ方に「激怒している」と言われているという。

 だが、モーガン氏によると、弟は兄と同じ意見ではないようだ。ネットフリックスと巨額契約を交わしたヘンリー王子は物議を醸しているドラマに対して「目をつむって耳をふさいでいる」と断じた。さらに「魂を売った」とも。ヘンリー王子への批判をこれでもかとばかり展開している。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)