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ヘンリー王子 英ロック界の大物から痛烈批判 「誰が本気であんな良い子ぶった奴を相手にするんだ?」

著者:森 昌利

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ヘンリー王子【写真:AP】
ヘンリー王子【写真:AP】

 英ロック界を代表するバンド「オアシス」といえば、兄ノエルと弟リアムのギャラガー兄弟による確執が解散要因の1つとされている。ともに毒舌&暴言で語録ができるほどのキャラクターであり、現在も兄弟間の罵倒合戦はメディアの定番ネタだ。だがこのほど、兄ノエルがその“危険な舌”の矛先をヘンリー王子とロイヤルファミリーに向けたことが大きな話題になっている。

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ヘンリー王子と英王室に向かって言いたい放題

 ノエルは今年53歳。すでに幸せな家庭も築いているが、その毒舌は健在だ。英大衆紙「デイリー・メール」や大手紙「インディペンデント」など複数紙が掲載した記事によると、ノエルはコメディアンのマット・モーガンが司会を務めるポッドキャスト番組に出演した際、かつての不良少年のイメージそのままにヘンリー王子に関してコメントした。労働者階級のヒーローの言葉だけあって、大きな波紋を呼んでいる。

「ヘンリー王子? 誰が本気であんな良い子ぶった奴を相手にする? あいつはただのおかしい小さな子どもだ。だいたい俺は、良い子ぶった奴が嫌いなんだ。だからあいつら(ヘンリー王子を含めたロイヤルファミリー)には本当に頭に来る」

 王位継承権6位の王子に対して「良い子ぶった奴」「小さな子ども」という発言も思い切ったものだが、この後もノエルの毒舌はロイヤルファミリー全体に矛先を変えて容赦なく続く。

「何てひどい人生なんだ。バッキンガム宮殿に住んで、毎日毎日退屈なクソみたいな時間を過ごして、どこにも行けず、好きなことは何もできやしない。それでケニアに休暇に出かけるんだ」

 しかし、英ミュージシャンの中には元ビートルズのポール・マッカートニーやローリング・ストーンズのミック・ジャガー、ロッド・スチュワート、エルトン・ジョンなど、エリザベス女王から“ナイト爵”を授与されている者は多い。ギャラガー兄弟の罵倒合戦でも“ナイト爵”は数回引き合いに出されており、弟リアムは先月、ノエルが以前に再結成ツアーを断ったとする件に関して「(ノエルは)爵位が欲しいんだろ」と発言して話題を呼んだ。ただ、ノエルは今回、そうしたことなどおかまいなしの発言もしている。

「これだけははっきり言っておくが、(ナイト爵授与の話があっても)俺は『ノー』と言うね。まあこんな俺をナイトにしようって話は来ないに決まっているし、俺には関係ないことだ」

 また、ノエルがこれらの発言を行ったのは、奇しくもヘンリー王子とメーガン妃がスウェーデンの楽曲配信サービス大手「スポティファイ」とポッドキャスト番組配信の契約をした直後のことだった。もしかすると、このニュースを耳にしたミュージシャンとしても、何か言わずにはいられなかったのかもしれない。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)