インタビュー

ミス東大タレントが語る大学受験と親 子どものモチベーションを上げるには「強要しないこと」

著者:鄭 孝俊

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「両親からほめられて育った」と明かした松本有紗さん【写真:舛元清香】
「両親からほめられて育った」と明かした松本有紗さん【写真:舛元清香】

「ミス東大2017」グランプリに輝き、東大生として人気のクイズ番組やバラエティーに多数出演し注目された松本有紗さん。現在は大手芸能プロ「ホリプロ」のアナウンス室に所属する一方、東京大学大学院農学生命科学研究科で「土壌」について研究しており、修士号取得後の今年4月からはいよいよ芸能活動に専念する。東大卒、しかも東大大学院修士という肩書きは今後の芸能活動にとって強い武器となるに違いないが、そもそもなぜ東大に進学したのか? インタビュー後編では、東大入学とK-POP、親子のコミュニケーションについて話を聞いた。

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松本有紗さんが感謝する両親の支え 褒められたからやる気につながった

 受験を控えた子どものモチベーションを上げる方法としては、親が強要するのはあまり良くないのでは、と思います。勉強は嫌なもの、と子どもが思ってしまうからです。それよりも、いいところを褒めることがすごく大事。

 私、けっこう両親から褒められて育ってきたタイプで、それがすごくやる気につながった。成績が良かった科目を褒めてくれるとか、伸びているところを見つけて褒めてくれるとか、そういうのが大事かな。単純に褒められていましたね。いい成績だったら「すごいね」とか。

 あと、私の通った進学塾は席が成績順だったんです。いちばん前の列から成績順で席が決まるという単純な仕組みなので、成績によって毎週、配列がテストごとにすごい勢いで変わる。それがけっこうモチベーションを上げるっていうか。明らかに何番だったのかが分かるので。2列目に落ちたこともありますが、私自身、負けず嫌いだったのでそこが大きいかな。

 桜蔭中学時代から完全に理系で、国語があまりできなくて呼び出されていました(笑)。中学、高校時代は消極的な子で、何かをしていた記憶があまりありません。中高の部活は料理部でした。週に1回2時間でご飯を食べて帰宅する、みたいな。やる気がなくて。毎日に刺激がなくて淡々と6年間、同じ友人たちと一緒に勉強しました。学校での成績は普通だったと思います。