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ヘンリー王子とメーガン妃の“SNS決別”は「お金のため」? 王室専門家の発言が話題
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ヘンリー王子とメーガン妃は昨年、米動画配信大手「ネットフリックス」、スウェーデンの楽曲配信サービス大手「スポティファイ」と契約。2つを合わせた契約金は日本円で200億円超ともいわれている。そんな夫妻について先日、今後はSNSを「使用しない」と報じられたが、真意はどこにあるのだろうか。妃は昨年10月、ポッドキャスト番組で「最もネット上で攻撃を受けた人物」と明かした。このため、“SNS決別”はネット上の誹謗中傷を避ける目的との見方が根強いが、一方で王室専門家は「自分たちのコンテンツを守るため。つまりはお金のため」などと発言して話題を呼んでいる。
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「自分たちのコンテンツを守るため」とも専門家は指摘
英大衆紙「デイリー・メール」が掲載した記事によると、王室コメンテーターで英大衆紙「デイリー・ミラー」の王室担当編集を務めるラッセル・マイヤーズ氏は、英民放ITVの朝番組「Lorraine」に出演。ヘンリー王子夫妻の“SNS決別”について意見を求められ、「ネットフリックスとスポティファイの大型契約に関係しているはず」と語った。
「2人はビッグマネーで契約を結びました。となれば、今回の決断は自分たちのコンテンツを守るためという思惑があるのは明白です。無料で自分たちのネタを発信するのはおしまいというわけです。つまりはお金のためです」
ネットフリックスやスポティファイでネタとなりそうなトピックをインスタグラムやツイッターなどに露出してしまうのはもったいないと考えている、と同氏は指摘。例えば今回、スポティファイとの契約で始動したポッドキャストで長男アーチーくんの肉声が初めて紹介された。これが先にSNSで発信されていたら、それほど話題にならなかったかもしれない。
夫妻の“SNS決別”には、インターネットの世界にはびこる「悪意」に抗議するためとの考えがあるとされている。また実際、自分たちに向けられた誹謗中傷コメントに傷付いてもいるようだ。その反面、夫妻は「元ロイヤル」として米国でセレブライフを送っている。この点がダブルスタンダードだと感じられている向きもあるらしく、批判が続く状況はなかなか収まらないようだ。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)