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カミラ夫人がキャサリン妃に興味がなかった理由 現在の関係は?
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英国王室の主要メンバーとして、多数の公務をこなしているカミラ夫人とキャサリン妃。ファッションアイコンとしても注目を集める2人は、義母と嫁の関係でもある。だが、ロイヤルファミリーのお決まりというべきか、2019年に欧州の王族を英国に招いた際、妃が夫人を無視したと推測するファンも現れていた。ファンにとっては気になる2人の仲について、このほど王室専門家は「以前の夫人は妃に興味がなかった」と証言。注目が集まっている。
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カミラ夫人はキャサリン妃の「実直な美徳を受け入れた」
チャールズ皇太子の妻・カミラ夫人と、皇太子の長男であるウイリアム王子の妻・キャサリン妃。2人は現在、それぞれの形で夫を支えながら公務に臨んでいる。ダイアナ元妃をめぐり、皇太子と王子は関係が微妙な時期もあったされているが、次男・ヘンリー王子の“王室離脱”といった困難を克服することで親子の絆も深まったという。
だが、継母と義理の娘である夫人と妃については、一時的に不仲疑惑がささやかれたこともあった。生粋の上流階級育ちである夫人と裕福だが一般家庭出身の妃。両者の間には何らかの“ギャップ”があるのでは……という周囲の予想もあっただろう。
そしてこのほど、その予想を裏付ける発言があった。英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、王室コメンテーターのトム・クイン氏は英民放チャンネル5のドキュメンタリー番組「When the Middletons met the Monarchy(ミドルトン家が君主制と出会った時)」に出演。この番組中で「夫人は妃に興味がなかった」と明かした。
同氏によると、その理由は趣味の違い。「カミラ夫人はキャサリン妃に熱を入れてなかったと、私は聞いています。彼女(キャサリン妃)は狩猟をしませんし、馬に特別興味があったというわけでもありません」とのことだ。狩猟や乗馬といえば、上流階級の定番趣味。こうした場に参加することで仲が深まるものだが、2人には当てはまらなかったらしい。
また同氏はさらに、ウイリアム王子もこのギャップに気付いていたと述べた。ただし、「その後、カミラ夫人はキャサリン妃に対して好意的になりました。彼女の実直な美徳を受け入れたと言っておくのが正しいでしょう」と、現在は“改善”されているとしている。
階級による趣味の違いを乗り越えた妃の実直さ。皇太子と王子の親子関係改善にも一役買ったといわれている妃だけに、想像にかたくない話だ。生まれながらのギャップが存在するとはいえ、やはり最終的に“人と人”の関係は心で結ばれるものだと言えるだろう。
(Hint-Pot編集部)