海外ニュース
カミラ夫人は“思いやりある継母” 英国での母の日に公開した写真も話題に
公開日: / 更新日:
ダイアナ元妃の結婚式でチャールズ皇太子と密かに見つめ合っていたと非難されるなど、結婚以前の顛末から一時は壮絶なバッシングを受けてきたカミラ夫人。しかし、今では未来の英国王の妻、そして継母としての信頼を獲得している。先日、英国は母の日を迎え、カミラ夫人のSNS投稿に称賛の声が集まった。また母の日に関連してか、ウイリアム王子とヘンリー王子の継母としての、カミラ夫人の気遣いを英紙が特集している。
◇ ◇ ◇
公式SNSで公開した母娘写真が話題「信じられないほどスイート」
日本では5月に祝われる母の日。英国では「マザーリング・サンデー」と呼ばれ、移動祝日のため年によって日付は変わるが、今年は3月14日にその日を迎えた。ロイヤルファミリーの面々も、母の日に関連しSNSにメッセージを投稿。
チャールズ皇太子とカミラ夫人の公式SNSは、2枚の写真を公開している。1枚目は2010年に撮影された、エリザベス女王とチャールズ皇太子の仲睦まじいツーショット。そして2枚目は、1990年撮影のカミラ夫人と母ロザリンド・シャンドさんが肩を並べ、笑顔を浮かべる写真だった。
英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、「カミラ(夫人)がママと一緒に写っている写真! 感動しました。こんなにエレガントな女性はいません」「信じられないほどスイートで、特別なものをシェアしてくれて、本当にありがとう!」「コーンウォール公爵夫人(カミラ夫人)とママの、とても愛らしい写真ですね。とても気に入っています」など、SNSにはカミラ夫人親子の写真を称賛する声が殺到。珍しい演出は大きな反響を呼んでいる。
ウイリアム王子とヘンリー王子の成長を待って結婚
また、「エクスプレス」紙は同日、カミラ夫人の継母としての顔についても記事を掲載。王室伝記作家のペニー・ジュナー氏は、カミラ夫人とチャールズ皇太子は結婚前、母ダイアナ元妃を亡くしたウイリアム王子とヘンリー王子を気遣っていたと主張している。
「彼ら(チャールズ皇太子夫妻)は、ウイリアム(王子)とハリー(ヘンリー王子の愛称)が完全に成長する前に、継母を押し付けたくなかったのです。カミラ(夫人)を父親の生活の一部として受け入れることは、彼らにとって難しいことでした」
皇太子夫妻は子どもたちが大人になり、家を出るまで再婚を待っていたようだ。ジュナー氏は2018年に出版した著書「The Duchess(公爵夫人)」でも、元妃の死後、皇太子が後妻を息子たちと同じ家に入れないようにしていたと記している。同書ではさらに、夫人のことを「思いやりのある継母」と表現した。
(Hint-Pot編集部)