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エリザベス女王の夫が退院 ヘンリー王子夫妻の暴露全容を知らせないよう王室は努力
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メーガン妃ヘンリー王子エリザベス女王ロイヤルファミリーフィリップ殿下
現地時間16日、エリザベス女王の夫フィリップ殿下が英ロンドン市内の病院を退院した。入院期間は2月16日から1か月に及んだが、英国王室とファンにとっては久々のうれしいニュースとなった。一方で、殿下の入院中に放送されたヘンリー王子夫妻のインタビュー番組はいまだ波紋を呼んでいる。王室専門家によると、殿下は事の次第を知らされておらず、王室メンバーは殿下を守ろうと努力しているという。
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ロイヤルファミリーは「退院には安堵しているが同時に健康状態を心配」
フィリップ殿下の入院は現地時間2月16日夜。翌17日には王室から正式発表され、99歳という高齢から容体を心配する声が相次いだ。さらに、見舞いに訪れたチャールズ皇太子が涙ぐむような表情を目撃された件や突然の転院、心臓の既往症で処置を受けたとの発表などで不安は深まるばかり。しかもその間には、ヘンリー王子夫妻のインタビュー番組放送という“爆弾”もあった。
インタビュー番組がいまだ物議を醸す中、殿下の退院はまたしても突然報じられた。英国にとって久々の明るいニュースとなったが、多くは新たな不安を抱いたかもしれない。それは「殿下はインタビュー騒動を知っているのか?」ということ。そこで豪メディアの「9Honey」は、王室専門家ケイティ・ニコール氏のコメントを紹介した。
同氏によると、「ロイヤルファミリーは彼(フィリップ殿下)にインタビューの全容を知られないよう、非常に努力している」という。連日の報道により「完全に避けることは無理だったかもしれない」としたが、少なくとも王室はインタビューの影響から殿下を守るために努力を払ったと述べた。
また、殿下が退院の際に救急車ではなく車を使ったことには「とても安心した」一方、後部座席に座った殿下が「とても弱々しく見えた」とも指摘。同氏はロイヤルファミリーもまた「退院には安堵しているが、同時に健康状態を心配している」とその現状を明かした。
確かに車での退院は安心材料の1つだが、できる限り穏やか心持ちでの静養は必須。そこに孫夫婦の衝撃的な暴露内容を知らせるなど、さすがに誰もが「とんでもない」と思う状況だ。だが、もし殿下が健康であれば、妻の女王を今こそ改めて支えたいかもしれない。どうか殿下が何事もなく100歳の誕生日を迎え、その隣で女王の笑顔が見られることを、ファンはただ祈り続けていることだろう。
(Hint-Pot編集部)