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メーガン妃勘違い プライベート挙式暴露を大主教側は完全否定「システム理解してない」
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衝撃の暴露が多数あったヘンリー王子夫妻のインタビュー番組。その内容について英メディアなどがさまざまな疑問点を挙げている。このうち、ロイヤルウェディングの3日前に2人だけの結婚式を挙げていたという告白に、ある宗教関係者がその場に立ち会ったとされるカンタベリー大主教のオフィスに直接問い合わせたという。
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プライベートな結婚式への問い合わせが増え、ある牧師が大主教に連絡
2018年5月19日に執り行われたヘンリー王子とメーガン妃のロイヤルウェディング。妃は先日のインタビュー番組で、ロイヤルウェディングの3日前に王子とカンタベリー大主教の3人で結婚式を挙げたと告白した。だが、英国は婚姻手続きで義務付けられる結婚式に証人2人の立ち会いが必要とされており、放送直後から疑問の声が相次いでいた。
英大衆紙「デイリー・ミラー」によると、ニューカッスル教区を預かるマーク・エドワーズ牧師は、妃が語った形での結婚式が可能かを大主教のオフィスに問い合わせたという。ただし、これは発言の事実を確認する目的ではなく、コロナ禍の影響で証人を省いた結婚式についての問い合わせが増えた状況を受けたものだそうだ。
しかし、大主教側は、英国国教会が認める結婚式には牧師の他に最低2人の証人が不可欠であると主張。「大主教はプライベートな結婚式を受け付けていない」とした上で、「彼女(メーガン妃)は米国人で、英国の婚姻システムを理解していないのだろう」続け、妃が語った内容を一蹴したという。
また、大主教側は今回の妃が語った内容に対し、「米国人の勘違い」としてまったく相手にしない立場を貫く方針であり、今後もこの件に関しては公に反論も説明もしない意向だという。
ちなみに大主教は夫妻の長男アーチーくんの洗礼式も執り行い、2019年には妃を擁護する発言も残している。だが、その妃が語った“3人だけの質素でロマンチックな愛の誓い”を、たった1人の証人として完全否定。今後は本件も含め、インタビューで語られた内容の信憑性に疑問の目が向けられそうだ。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)