どうぶつ
あ~気持ちいい…朝も夜も雪上で寝そべった“自由すぎる”セントバーナードに10万人驚愕
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いぬの中でも最大級の体格を誇り、原産国のスイスではかつて雪中遭難救助犬としても活躍していたセントバーナード。暑さの厳しい日本で暮らす場合は体調管理に注意が必要となるため、夏にエアコンをフル稼働させている飼い主さんがほとんどでしょう。ですが、たとえ冬でも日本は暑いようです。散歩中に雪の上で寝そべり、恍惚の表情でお腹を冷やすセントバーナードの姿が話題になっています。飼い主のコマチ(@komachi8991)さんにお話を伺いました。
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ダンテくんは「暑いので体を冷やしている」ところ
道路の脇に寄せられた雪、その上に寝そべる1歳のセントバーナード「ダンテ」くん。写真をパッと見ただけでは「体調が悪いのかな?」と思ってしまいますが、その表情は何とも気持ち良さそう。しかも写真は、日中と日没後にまったく同じ場所で撮影されたものが2枚あります。
この写真を公開したツイッター投稿には「朝も夜も。今朝、散歩中のおじいさんに『これ何をしてるんですか?』と問いかけられました。。。」との文章が。確かに、知らない人からすれば不思議すぎる光景かもしれません。
ただし、10万件を超える“いいね”が集まったこの投稿には、他の愛犬家から「うちも」「うちも」と雪上に寝そべる“お仲間”たちの写真がリプライで寄せられていました。「ダンちゃん、いつも自由」「パッと見、寒そう」「朝と夜会ったら、ずっとここにいるのかと思っちゃいますね」などと感心や驚きの声も上がっています。
飼い主さんによると、ダンテくんは「暑いので体を冷やしている」ところ。元々冬が大好きなダンテくんですが、散歩すると暑くなってしまうため、雪の上に寝そべってクールダウンするそうです。暖かい時期には日陰や冷たいアスファルトの上で寝そべり、また夜はお腹を上にして寝ていることも。
いぬがお腹を冷やす様子は、愛犬家がよく見る光景です。ただ、道路脇にある雪の上にセントバーナードが寝そべる姿は何とも言えない奇妙な雰囲気を醸し出しており、通りがかった方が「何をしているの?」と思うのも不思議ではありません。飼い主さんに、この時のダンテくんのセリフを“アテレコ”してもらったところ、「あ~お腹冷たくて気持ちいい!」だそう。まさにそんな表情ですよね。
セントバーナードらしく温厚で「のほほ~んとした性格」
さて、名前はよく知られているものの、日本ではあまり見られないセントバーナード。飼い主さんはどのようにして飼い始めたのでしょうか。
実は飼い主さん、大型犬が大好きでグレートピレニーズを飼っていたことも。また、先代犬にはセントバーナードもいたそうで、その魅力に取りつかれてしまったといいます。「やっぱりもう一度飼いたい」と思っていたところ、先代犬がいた時代に通っていたドッグカフェの看板犬セントバーナードが出産したため、お願いして子いぬをお迎えしたそうです。
大きくどっしりとした感じで、なおかつ呼びやすい名前を……と家族みんなで考えて「ダンテ」と命名。セントバーナードらしく温厚で優しく、「のほほ~んとした性格」だそうで、家族以外の人や他のわんちゃんにも友好的なのだとか。穏やかな性格はこの写真からも伝わってきますよね。しかし、1歳にしてこの立派な体格とは、さすがセントバーナード。
最近はこの場所が「超お気に入り」というダンテくん。お腹を冷やす“現場”に一度、立ち会ってみたいものです。
(Hint-Pot編集部)