楽しみでたまらなかった晩ごはん。しかし、気持ちが先走ってしまったせいか思わず“早食い”してしまい、あっという間になくなって……その後悔を全身で表現する柴犬の様子が話題になっています。その名前は「こむぎ」くん。飼い主のシヴァ犬こむぎっす（@Shibamugi28）さんに話を伺いました。

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空っぽのお皿に気付いたその直後…

　こむぎくんは間もなく生後10か月を迎える男の子。「しゃもじ」「はんぺん」「とらまる」など、いくつか名前候補があったそうですが、そのおかおから一番しっくり来たということで「こむぎ」くんと命名されました。

　こむぎくんとの出逢いは、飼い主さんの一目惚れがきっかけ。パートナーとの同棲を機に、わんちゃんを飼おうと探し回っていたそう。そして半年を過ぎた頃、こむぎくんに出逢いお迎えをしたといいます。性格はツンデレで、飼い主さんの使用済み靴下が好きというユニークな一面もあるのだとか。

　このほどツイッターで話題となった動画は、そんなこむぎくんが食後に見せた一コマ。その日最後のごはんをきれいに食べ終えたこむぎくんは、目の前の現実にはたと気付いたのか「あ～ぁ」と悲しい声を上げ仰向けに寝転がってしまいます。その後も「うわああああああ」と声を上げ続け、ジタバタ。「何で僕は……早食いしちゃったんだぁ」とまさに全身で後悔をあらわにします。

　ただ、そんな後悔の念を察してもらえるとも思ったのか、視線はカメラに向かってチラチラ……。最終的にはカメラをガン見しておかわりを訴えかけました。それでも追加のごはんが出てくるはずもなく……。少し冷静になりながらも、早食いした自分を責め続けていました。

　この動画がツイッターで公開されると12万件以上の“いいね”が。また、「見ててちょっとつらいです。。。」「僕のぽんぽんはまだ満足してないっす……おかわり………ダメっすか？」「『懊悩』という言葉の意味をいぬに教わる。」「死ぬほど後悔しとる笑」「人間は食べたい時に食べるのにね」といった共感や同情の声がたくさん寄せられました。

　ちなみに、こむぎくんは食事以外でも、かまってほしい時や散歩に行きたい時などに小さな声でこうして甘えるとのこと。そんなこむぎくんの行動を飼い主さんは「人間味にあふれて分かりやすい」と語ります。

　なお、こむぎくんの日常は、YouTubeチャンネル「シヴァ犬こむぎっす」でも公開されています。これからもそのストレートな感情表現で多くの人を楽しませてね。

（Hint-Pot編集部）