どうぶつ
「あそぼ!」と毎日来ていた元野良ねこ 今では一家のアイドル&弟分と幸せな日々
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近所の友達が「あ~そ~ぼ~」と家に来てくれたり、自分からも出かけたり……。子どもの頃にそんな思い出がある方も多いのでは。今回の猫ねこ部がご紹介するのは、子どものようにいつも気軽に遊びに来てくれていた元“お訪ね野良にゃんこさん”です。今では飼い主さんにとってかけがえのない家族であり、また一家のアイドル的存在。しかも、元気な弟分もできて絶好調のご様子。飼い主のにこばん@ポジティブに生きたい!(@nyannyee117)さんに話を伺いました。
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野良ねこ時代から普通にくつろぐ姿 家族になるのも必然!?
約6年前、ベランダへ遊びにきてくれるようになった1匹の野良ねこさん。びっくりするほど穏やかな性格のかわいい女の子で、当時すでに“さくらねこ”だったそう。さくらねことは、桜の花びらのように耳の先端をカットしたねこのこと。飼い主がいないねこに付けられる「不妊手術・去勢手術が終わっていますよ」という印です。
当時の写真を見ると、普通にくつろいでいる様子には驚かされます。毎日訪ねてくるうちに、いつしかおうちの中にも入ってくれるようになりました。そして半年後には家族となり、「ニィ」ちゃんとして正式な生活が始まります。見た目もきれいで病気もなかったため、獣医さんが「ホントに野良ねこ?」と疑うくらいだったそうです。
「シャーって言うのを聞いたこともないくらい、ずっとうちの子だったように懐いてくれています」と飼い主さん。今もあの頃も、ずっと変わらず癒やし系。そんなニィちゃんには、元気な弟分「ココァ」くんもいます。
ニィちゃんをお迎えして約1年後、子ねこだったココァくんが公園で鳴いていたそう。まだ500グラムという小さな体でした。飼い主さんはその子ねこがニィちゃんと仲良くなれるか心配はありましたが、放っておけず保護することにしました。
迎えてみると、とても元気な男の子でお家にもすぐになじんだそうです。やわらか系のキャットフードを与えると、「ウマウマー」と言いながら食べてくれたそうです。
「最初はニィの方がココァを怖がっていたけれど、今では親子のような姿を見せてくれます」