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メーガン妃は「謝罪する側」 “王室許す”発言受けた調査で9割超が回答 「何て偉そうな」
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フィリップ殿下の死去後、“友人の証言”が英大衆紙に掲載されたメーガン妃。王室に対し「許して前進することを厭わない」とする内容は、妃からのメッセージではないかと見る向きもある。妃は和解にかなり前向きのようである一方、自身が王室を「許す」側としていることについて別の英大衆紙の読者が猛反発し、話題になっている。
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メーガン妃は王室に謝罪「する側」だと読者
英大衆紙「デイリー・メール」は先日、メーガン妃の友人筋による話として、妃は王室に対し「許して前進することを厭わない」などと報道。この内容を受けて、英大衆紙「デイリー・エクスプレス」は「英王室は意見の違いを乗り越えるべきか?」との設問で読者アンケートを実施した。
すると、回答者の94%に当たる5261人が「NO(=その必要はない)」と回答。英国民の圧倒的多数がメーガン妃は謝罪を「受ける側」ではなく「する側」だと考えていることが明らかになった。ちなみに、「YES(=その必要がある)」としたのはわずか5%の284人だった。
アンケートに対する読者からの声もすさまじい。「謝罪すべきはメーガン(妃)の方で、それを受け入れるかどうかはエリザベス女王次第。その逆はありえない」「何て偉そうな」といった辛辣な意見の他、「メーガン(妃)は自身の父親や家族との関係修復に集中すべき」など王室との和解を“お門違い”とする意見もあった。
しかし、英国民からのこうした大反発の一方で疑問に感じる部分もある。これまで何度か報じられてきたように、メーガン妃のバックには敏腕のPRチームが控えているはず。米国でならまだしも、英国で「許す」発言が炎上するのはまさに火を見るより明らかだ。
3月のインタビュー番組放送後、英国での好感度アップを諦め、炎上商法に切り替えたのだろうか。それならば「王室許す」発言が大きな成果をあげたことは間違いない。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)