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キャサリン妃に次ぐ経済効果3600億円超 英王室で2番目の“影響力”を持つ人物とは?
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一説によると、メーガン妃がヘンリー王子との結婚で英国にもたらしたとされる経済効果は10億ポンド(約1520億円)にも及ぶという。その説が事実であれば、英王室の“広告塔”としての存在感は確かに別格と言えるだろう。特に女性メンバーはファッションで大きな影響力を発揮することが多い。では、ウイリアム王子とキャサリン妃夫妻の長女で、将来は英国王の娘となるシャーロット王女の場合、生涯にわたる経済効果は一体どの程度になるのだろうか。英ロンドンに拠点を置く世界的コンサルティング企業の試算が話題になっている。
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母キャサリン妃は「触れるものすべてをゴールドに変えるような存在」
英大衆紙「デイリー・エクスプレス」はこのほど、王室メンバーの経済効果に関する記事を掲載。英国ではキャサリン妃やメーガン妃が身に着けたファッションアイテムが飛ぶように売れる“ケイト(キャサリン妃)効果”、“メーガン効果”が有名で、その影響力は絶大だ。そんな中、同紙はシャーロット王女が生み出す“ロイヤル効果”に注目している。
同紙によると、ブランドの価値査定に定評のあるコンサルティング会社「ブランド・ファイナンス」のデイヴィッド・ヘイグCEOは2018年、「ロイヤル・チルドレン(王室の子女)は生まれた瞬間から、特に服やおもちゃの売り上げに影響を与えます」と話していたという。さらに王室の人気メンバーであり、ファッションアイコン的な存在であるキャサリン妃に関して同CEOは「触れるものすべてをゴールドに変えるような存在」と表現。市場に対する多大な影響力を称えていた。
では、王位継承の直系家族であるウイリアム王子一家の娘が、そんなキャサリン妃のセンスを受け継いでいると考えると……将来、英国女性のファッションに多大な影響を与える可能性は高いと言えるだろう。
同紙によると、「ブランド・ファイナンス」社は17年、生涯を通じて王女が生み出す“シャーロット効果”の総額は32億ポンド(約4838億円)にも達すると試算していたという。ちなみに、将来の英国王である兄ジョージ王子が生み出す経済効果は24億ポンド(約3629億円)との説が。王女は英王室で母キャサリン妃に次ぐ額が算出されており、そのファッションは常に注目を集めることになりそうだ。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)