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シャーロット王女 ウイリアム王子に取った“つれない態度”が話題 手をつなごうとした父を“拒否”
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ウイリアム王子一家は先日、英ロンドン・パラディアム劇場で開催されたパントマイムショー「パントランド(Pantoland)」を鑑賞。3人の子どもたちがレッドカーペットデビューを果たしたが、最も堂々とした歩みを披露したのは5歳の長女シャーロット王女だったようだ。最初は緊張の面持ちで父ウイリアム王子と手をつないでいたが、途中でそれを振りほどいて公然と“拒否”した。英紙が伝えている。
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ジョージ王子は父、ルイ王子は母の手をしっかり握っている
先日にレッドカーペットデビューを果たしたウイリアム王子とキャサリン妃夫妻の子どもたち。この時、3人のうちで最も存在感を示したのはシャーロット王女だったようだ。英大衆紙「デイリー・エクスプレス」に掲載された記事によると、王女が父ウイリアム王子の手を振りほどいたシーンについて英民放ITVの王室担当ジャーナリスト、クリス・シップ氏は次のように解説している。
「シャーロット王女は最初、少しだけ緊張していた様子だったため、ウイリアム王子が王女の左手を握っていました。ところがその後、彼女は握っていた父親の手を離しました。彼(ウイリアム王子)は手を差し伸べ続けましたが、彼女は『そうじゃないでしょ、パパ! 私は5歳なの。自分でできるわ!』といった態度でした」
ウイリアム王子の手を握り返すことを拒み「1人で大丈夫」と示した王女。7歳の長男ジョージ王子がウイリアム王子の左手を、2歳の次男ルイ王子がキャサリン妃の手を離さなかったのとは対照的だった。
シャーロット王女はこれまでの公共イベントでも、大人びた笑みやカメラマンに舌を出すなどして「人々を魅了」してきた。物怖じしない性格は、チャールズ皇太子の妹アン王女と比較されることも多い。未来の国王・ジョージ王子の妹であるシャーロット王女は、立場的にもアン王女と同じ道をたどることになる。
王室コメンテーターのアンドリュー・モートン氏は、ロイヤルファミリーで2番目に生まれた子どもの役割は「支える立場になること」と指摘。「(次の国王である)チャールズ皇太子は妹(アン王女)や弟(アンドリュー王子、エドワード王子)に、エリザベス女王は常に(妹の)マーガレット王女に支えられていました」と説明する。
3人の子どもたちの将来的な役割は異なる。だが、ウイリアム王子とキャサリン妃夫妻の方針で、3人は平等に扱われているという。王室専門家のヴィクトリア・マーフィー氏は先月、「ウイリアム王子とキャサリン妃が子どもたちの扱い方を別にしているとは思いません。同じように育てられています。ある時点で3人は、それぞれの将来の役割について説明を受けることになるでしょう。ジョージ王子が国王となり、シャーロット王女はそうならないことを」と語っている。
現時点では分け隔てなくのびのびと育てられている3人の子どもたち。その象徴が天真爛漫で物怖じしないシャーロット王女のようだ。
(Hint-Pot編集部)