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メーガン妃 暴露インタビューでの“腹黒さ”はヘンリー王子の責任 王室作家が主張

著者:森 昌利

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ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】
ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】

 暴露の連続で世界の注目を集めたが、主張の中には不正確な箇所も目立ったヘンリー王子夫妻のインタビュー。中でも、アーチーくんに“プリンス”の称号が与えられなかったのは「王室が与えたくなかった」としたメーガン妃発言は、王室を貶める“腹黒い発言”として批判が集中した。だが王室専門家の1人は、そんな妃の間違い発言は“無知”から生まれたものであり、きちんと説明しなかったヘンリー王子の責任も大きいと指摘している。

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3日前の極秘挙式発言も「ヘンリー王子は誤りだと知っていたはず」

 英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が掲載した記事によると、ジャーナリストでフィリップ殿下の伝記本で知られる王室作家のロバート・ジョブソン氏は同紙に対し、メーガン妃の主張は王室の「システムをよく理解していなかったことで生じた困惑から生まれた」と述べた。

 まずは、アーチーくんに“プリンス”の称号が与えられなかった件。これは単純に、ひ孫の代では“皇太子の長男がもうけた長男”にのみ与えられる決まりによるという。ウイリアム王子の長男ジョージ王子がこのケースとなり、シャーロット王女とルイ王子はエリザベス女王による2012年の決定を受けて称号を与えられた。

 これも女王の長期在位期間が影響していることだが、インタビューでの妃は「王室が与えたくなかった」と発言。さらに、アーチーくんの「肌の色を気にしたロイヤルファミリーのメンバーがいた」とも発言しており、王室内の人種差別が影響していることを暗に示唆するような形にもなった。

 同氏はこの主張について、妃は「嘘を言ったつもりではなかったのではないか」と発言。ただし、インタビュー中のヘンリー王子がこの発言を“正さなかった”ことについては「驚いた」と述べた。

 また、妃がアーチーくんに称号を与えて警護をつけるよう訴えた件については、王室メンバーの警護で国費を投じる対象を誰とするかは「王室ではなく内務省の決定」と述べ、妃に正しい知識が伝わっていなかったのではないかと推測した。

 さらには、妃が不正確な発言をする原因となった夫ヘンリー王子について、妃との力関係は「少し弱い」とその印象をずばり。ロイヤルウェディングの3日前にイングランド国教会の大主教と3人だけで「結婚式を挙げていた」と語った妃の主張も「ヘンリー王子は誤りだと知っていたはずだ」として、妻の間違いを訂正できない弱い姿勢に疑問を呈した。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)