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メーガン妃友人の“盛んなリーク”とは正反対 ヘンリー王子の友人が沈黙する理由

著者:森 昌利

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ヘンリー王子とフィリップ殿下【写真:AP】
ヘンリー王子とフィリップ殿下【写真:AP】

“王室引退”したヘンリー王子夫妻が初のロングインタビューに応じた直後から、メーガン妃の“人柄の良さ”や“言い訳”を証言する友人談がメディアを賑わせた。また、フィリップ殿下の葬儀に際しては、「(妃は)心からの好意を抱いていた」といった妃の友人たちによるリークが続き、“メーガン応援団”さながらの大合唱になっている。しかし、その一方で、ヘンリー王子の友人は完全に沈黙。無論、英メディアは血眼で彼らのコメントを求めているはずなのになぜ、王子の友人たちは何も語ろうとしないのか。

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ウイリアム王子との共通の友人ばかり 「どちらにも加担できない」

 英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が掲載した記事によると、作家のミッチェル・ルイズ氏が「ヘンリー王子の友人が沈黙する理由」を主張し、話題になっているという。

 同氏は「メーガン(妃)の友人であるジェシカ・マルロニー(カナダ人スタイリスト)やリンジー・ロス(大学時代からの友人)が擁護論を展開していますが、ハリー(ヘンリー王子の愛称)の友人は沈黙しています。なぜなら彼らはウイリアム王子の友人でもあるからです」と発言。王子2人の友人たちが共通していることこそ、ヘンリー王子擁護の友人談話がメディアに出ない最大の理由であると説明した。

 年が近い2人は最愛の母ダイアナ元妃の悲劇的な死を一緒に乗り越えており、ヘンリー王子が結婚するまでは一枚岩で知られた仲良し兄弟だった。英国の名門パブリックスクール、イートン校での学生生活も共有し、元妃が“ゴッドマザー”となったジェイク・ウォレン氏やチャールズ皇太子の幼馴染の息子であるトム・インスキップ氏、ウイリアム王子の長女シャーロット王女の“ゴッドファーザー”となったトーマス・ヴァン・ストラウベンジー氏など、共通の友人は多い。

 また、軍隊時代のヘンリー王子とかつて訓練に励んだディーン・スコット氏は、先に応じた取材で「どちらかに加担するようなことはできない」と発言していた。しかも3月の暴露インタビューで兄弟の確執がここまで深刻になれば、どちらかの味方になるという行為はさらにできない相談だ。

 まさにこれこそ、ウイリアム王子とヘンリー王子の板挟み。兄弟の1日も早い和解を望んでいるのは、英国社交界の中心にいるこうした共通の友人たちなのかもしれない。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)