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ヘンリー王子は“激情型”と王室専門家 「今は暴露インタビューを後悔しているはず」

著者:森 昌利

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ヘンリー王子【写真:AP】
ヘンリー王子【写真:AP】

 フィリップ殿下の葬儀に参列するため緊急帰国していたヘンリー王子。インタビュー番組で英国王室をおとしめる暴露をしてわずか1か月後に、王室メンバーとの思わぬ対面を強いられることになった。王子の性格をよく知る王室専門家は、この帰国によりヘンリー王子が良き日の王室生活を思い起こしたのではないかと指摘。さらには、暴露インタビューに対する「自責の念と後悔」を感じているはずだと主張している。

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ヘンリー王子の“激情型の性格”をかつて垣間見た王室作家

 フィリップ殿下の葬儀で帰国したヘンリー王子の“心変わり”を指摘した人物は、王室専門家のダンカン・ラーコム氏。英大衆紙「ザ・サン」の元王室記者で、現在は王子の自伝「Prince Harry:The Inside Story」など数々の著作で知られる王室作家だ。同氏は英誌「クローザー」に対し、過去のエピソードを交えて見解を語った。

 王子の気質をよく知ることでも有名な同氏はまず、王子が「感情的で、頭に血が上りやすい性格」だと指摘。2008年にはウイリアム王子とヘンリー王子の“パーティー・スキャンダル”報道で、そうした“激情型の性格”を目の当たりにしたという。

 欧米では、結婚前夜の新郎新婦がそれぞれ男性と女性のグループに分かれてパーティーを催し、羽目を外す習慣がある。ウイリアム王子とヘンリー王子もその例に漏れず、アン王女の長男ピーター・フィリップス氏のパーティーに参加した時の様子が報じられた。

 その報道の中心にいたのが「サン」紙時代のラーコム氏。王子2人の体面を多少は傷つけた記事だったが、ウイリアム王子から「ビールでも一緒に」と面会の申し入れがあったそうだ。だが、席に現れたヘンリー王子は、顔を真っ赤にして猛烈な抗議を始めたという。

 そこでウイリアム王子は、同氏を招いたのは自身であるなどと説明。ヘンリー王子はすぐに謝罪したが、同氏は王子の“激情型の性格“を垣間見ることになった。

ヘンリー王子は「怒りに任せて」インタビュー出演か?

 この他にも、ヘンリー王子の性格を知る多数の機会があった同氏。そうした経験から、「ヘンリー王子がオプラ・ウィンフリーのインタビューに応じたのは、メーガン妃に対する王室の対応に激怒していたからです」と指摘している。

「その怒りに任せて番組に出演しました。しかしフィリップ殿下葬儀のために帰国し、親族と対面したことで英国生活を懐かしむノスタルジックな気持ちにもなり、インタビューに対する自責の念と後悔が生まれていると思います」

 熱しやすくも冷めやすいヘンリー王子。今回の帰国で怒りが過ぎ去り、心境の変化が訪れているのではないかとの推測だ。性格をよく知る人物だけに、説得力も感じられる。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)