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カミラ夫人を“王妃”に 肯定派はたった14% 4人に1人はどんな称号もなしと回答
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チャールズ皇太子の国王即位後、カミラ夫人が「クイーン(王妃)」となるのか――フィリップ殿下の死をきっかけに、ますます次期国王夫妻への関心が高まる英国。ダイアナ元妃との結婚式で夫人と皇太子が密かに見つめ合っていたと非難されるなど、結婚から15年以上経つ現在も夫妻に対する不倫のイメージは根強い。ここ数年で好感度が上がりつつある夫人だが、現在英国民からはどのように思われているのか。その調査結果が話題となっている。
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前妻であるダイアナ元妃の人気が大きく影響
長年の愛を貫き、2005年4月9日に結婚したチャールズ皇太子とカミラ夫人。結婚当初は反対の声も大きく、王室は「“プリンス・オブ・ウェールズ”(チャールズ皇太子)が即位した際には、パーカー・ボウルズ夫人(カミラ夫人)は“プリンセス・コンソート”(妃殿下)という称号を使用することとしています」と発表。国王の妻は伝統的に“クイーン・コンソート”(王妃)の称号を得るはずだが、この称号を使わないという姿勢を明らかにしていた。
これはダイアナ元妃の人気や国民感情を鑑みてのことだったが、最近になって皇太子が夫人に長年の感謝も込めて“クイーン”の称号を与えたいと考えているとの報道が、英国内を度々騒がせている。
英大衆紙「デイリー・エクスプレス」は、市場・マーケティング調査・データ分析の英企業「YouGov」が4月21から22日に行った、1730人の英国成人に対しての調査を特集。
何と、皇太子が“キング”(国王)になった時、夫人が“クイーン・コンソート”になるべきだ、と考えている人はたったの14%しかいなかったという。とはいえ、2019年11月に行われた前回の調査と比べると1%増えているようだ。
また、4分の1に当たる26%が、夫人は「どんなタイトルも持つべきではない」と考えているというが、これは前回調査の30%からは4%も減少。そして44%の人々は、夫人が(クイーンの代わりに)“プリンセス・コンソート”の称号を与えられるべきだと考えている。こちらも前回調査の41%から3%上昇した。
夫人が“クイーン・コンソート”の称号を得るかについては、2020年3月にも夫妻の広報などを行うクラレンス・ハウスが否定。あくまで国民の気持ちを優先する姿勢でいるようだ。
(Hint-Pot編集部)