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フィリップ殿下の死因が明らかに 死亡証明書に「海軍士官」と併せて記された職業とは

公開日:  /  更新日:

著者:森 昌利

フィリップ殿下【写真:AP】
フィリップ殿下【写真:AP】

 4月9日に99歳で死去したフィリップ殿下。「死亡証明書(死亡診断書)」を入手したとする英高級紙「テレグラフ」が死因について報じると、英メディアも一斉に追随した。それら報道によると、殿下の死因は「old age」(老衰)と記されているという。

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死去した際には原因となる病気や怪我は認められず

 報道によると、この死亡証明書に記載された死因を確定させたのは、英王室の医療責任者であるヒュー・トーマス卿。英国では患者が80歳以上の場合、医師がある程度の期間を担当し徐々に衰えていく様子を確認していれば、死因に「老衰」が選択されるという。フィリップ殿下の場合、2月に心臓手術を受けてはいるが、死去した際にはその原因となる病気や怪我は認められなかったそうだ。

 また、死亡証明書に記されている殿下の名前は“His Royal Highness The Prince Philip, Duke of Edinburgh formerly known as Prince Philippos of Greece and Denmark formerly known as Philip Mountbatten”だという。英王室に入る以前、デンマーク王室の血を引くギリシャ王室の王子であったことも記録に残された。

 さらに職業は「海軍士官」と「イギリス王子(Prince of the United Kingdom)」の次に、「女王陛下エリザベス2世、英国君主の夫」と明記されているとのこと。1952年に25歳で即位した女王を夫として支え、69年以上も国に仕えた人生が、死亡証明書でも分かる形となっている。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)