東京都福祉保健局ウェブサイト発表の速報値を独自集計した結果によると、日曜からの1週間（5月2～8日）で確認された東京都の新型コロナウイルス新規感染者は計5436人でした。計5588人だった前週（4月25日～5月1日）との比較では97.2％。ゴールデンウィーク中の休診などによる検査件数の減少や検査結果報告の遅れが影響しているとみられ、9週ぶりの減少となりました。（数値は速報値）

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連休明けの週末に感染者の確認数が激増

　今週、最も感染者の確認数が多かったのは1121人の土曜、続いて907人の金曜。連休明けとなる両日とも前週の数字を上回り、感染者数増加の兆候がみられる結果となりました。

　1日平均は776人で、前週（計5588人/平均798人）と比較して152人減。先週まで8週連続で週合計の感染者確認数は増加していましたが、ゴールデンウィークの影響で減少に転じています。

　4都府県（東京、大阪、兵庫、京都）の緊急事態宣言は今月31日まで延長。政府は先日、来週12日から愛知県と福岡県を対象に加えると決定しました。ゴールデンウィークの余波が心配される現在、引き続き感染対策を徹底して行動しましょう。

※2021年10月29日、東京都は同年4月2日から10月2日までの発表感染者数について訂正を発表しました。訂正後のこの日までの累計は14万5545人です。なお、表は訂正前のものです。

（Hint-Pot編集部）