漫画
コロナ禍での「ばい菌扱いやめて」 店員の受難を描いた漫画に反響 「その通りっ!」
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コロナ禍以降“当たり前”と思っていたことやものへの感謝の気持ちが強まり、生活インフラを支える人たちに対して、より敬意を抱くようになったという声を多く聞きます。その一方で、スーパーマーケットで働く人や医療従事者などに、心ない言葉を浴びせる人がいるという悲しいニュースも……。長年、スーパーでレジ係をしていた作者が、実体験を元に店員の“本音”を描いた漫画が話題となっています。作者の狸谷(@akatsuki405)さんに話を伺いました。
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店員に売り場を訪ねてきた女性が信じられない言葉を…
元レジ打ち店員の狸谷さんが描いている、人気の“接客あるある”漫画「チェッカー鳥海さん、レジまでお願いします」。主人公の「トリさん」こと鳥海さんは、LINEスタンプ「チェッカー鳥海さんスタンプ」にもなっています。
ブラックユーモアが効いたオチが毎回話題となりますが、今回はコロナ禍でのスーパー店員の“受難”を描きました。「ピーク時より少し減りましたがたまに言われたり、そんな素振りをされたり」と狸谷さんがツイートに添えているように、新型コロナの感染対策に過敏となり、店員さんに失礼な態度を取る人は少なくないようです。
漫画では、マスクをした女性が突然背後から話しかけてきます。そして女性はやや横柄な態度でキッチンペーパーや、マスクのゴムがどこに売っているか尋ねました。丁寧に売り場まで案内しようとするとする主人公。すると、この女性の態度が豹変し、右手を突き出して強い口調で拒否反応を示します。
「ちょっと! あんまり近寄らないで! ウイルスがうつったらどうするのよ!?」
確かにソーシャルディスタンスを保つことは、感染対策の基本とされています。しかし、過剰ともいえる反応に、主人公はカチッと怒りのスイッチが。そして何と本音と建前が逆転。本来は「近かったですか? 申し訳ございません」と言うはずのところを、「ネットスーパーか電話注文で買い物したらいいんじゃないかなぁ」などと声に出してしまいます。
痛快なオチに、フォロワーからは「まったくその通りっ!」「従業員も不安の中、頑張っているのに……文句を言われるのはつらいですよね」「すっごく分かります……」「しゃべるな! コロナがうつる!! って言われたことあるよ」などと共感の声が寄せられました。