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メーガン妃“いじめ疑惑”で兄弟仲は完全崩壊か ウイリアム王子が「投げ捨てた」瞬間とは

著者:森 昌利

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ウイリアム王子とヘンリー王子夫妻【写真:AP】
ウイリアム王子とヘンリー王子夫妻【写真:AP】

 実母ダイアナ元妃の悲劇を2人で乗り越え、一時は兄弟愛を象徴する存在だったウイリアム王子とヘンリー王子。兄がキャサリン妃と結婚しても兄弟愛は変わらず、ヘンリー王子は「本当の姉ができたようだ」と妃に甘えて3人の関係は親密だった。ところがヘンリー王子がメーガン妃と知り合って以来、ウイリアム王子との関係には徐々に亀裂が。王室作家がこのほど出版する著作の改訂版は、その兄弟仲が完全崩壊した瞬間を明らかにしている。元妃生誕60周年の銅像除幕式を目前に、兄弟仲への注目はますます大きくなりそうだ。

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兄弟の関係を明らかにした著作が改訂 「サン」紙は激しい口論に注目

 王室作家のロバート・レーシー氏が昨年10月に上梓し、ウイリアム王子とヘンリー王子の真の関係を明らかにして英国の話題をさらった問題作「Battle of Brothers(兄弟の戦い)」。来たる24日の“加筆改訂版”出版に先立ち、英高級紙「タイムズ」の日曜版「サンデー・タイムズ」は6月初旬にその一部を先行公開した。英大衆紙「ザ・サン」などは、王子2人が激しい口論をしたと記された部分に注目している。

「サン紙」が注目した加筆部分は、メーガン妃の“いじめ疑惑”を知ったウイリアム王子の反応。激怒した王子はその詳細を確かめるためヘンリー王子に電話をかけたが、大口論に発展したことが明らかにされている。

 妃の“いじめ疑惑”とは、ヘンリー王子夫妻のプレス担当補佐官だったジェイソン・クナウフ氏が王室スタッフからいじめ被害の訴えを受け、2018年10月に上司へ苦情の申し立てメールを送信したというもの。今年3月、王子夫妻インタビュー番組放送の数日前に「タイムズ」紙が報じ、後に第三者の独立した機関による調査が決定した。

 改訂版では、当時メールの内容を知ったウイリアム王子が烈火のごとく怒り、ヘンリー王子に電話でスタッフの証言が正しいのかどうか問いただした。その質疑に今度はヘンリー王子が激怒。かかってきた電話を叩き切ったことで、次にウイリアム王子がヘンリー王子を直接訪ね、激しく執拗な口論が続いたとされている。

 この日を境にウイリアム王子はヘンリー王子を“投げ捨てる”にように関係を断絶。ウイリアム王子の友人筋は、ウイリアム王子がヘンリー王子に「傷つけられ、また裏切られたと感じている」こと、メーガン妃に関しては「最愛の弟を奪った人物」とみなしていることを語る。

 また、ウイリアム王子がヘンリー王子に、メーガン妃との交際について「少し時間をかけるように」とアドバイスしたことはこれまでも報じられている。だが改訂版では、ウイリアム王子の妻キャサリン妃もメーガン妃に関して「始めから警戒心を抱いた」という。

 先日はメーガン妃の父トーマスさんが「一般には慈悲と寛容を訴えながら、私が犯したたった一度きりの過ちは何度謝罪しても許してくれない」とテレビインタビューで語って、娘のダブルスタンダードを指摘した。この“いじめ疑惑”にしても、ヘンリー王子夫妻は「貶めようとする罠」としている。

 そこで一般大衆は、一体誰の話を信じれば良いのだろうか。ダイアナ元妃生誕60周年記念の銅像除幕式が近づく中、くすぶり続ける兄弟の関係がどう展開するのか、しばらくは注目が続きそうだ。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)