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キャサリン妃が見事な配慮か ウイリアム王子とヘンリー王子が殿下葬儀で会話

著者:Hint-Pot編集部

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ウイリアム王子とヘンリー王子【写真:AP】
ウイリアム王子とヘンリー王子【写真:AP】

 現地時間17日午後に執り行われたフィリップ殿下の葬儀。計画段階から殿下自身が深く関わっていたとあり、殿下の人柄が随所に偲ばれる内容だった。また、メディアは兄ウイリアム王子と弟ヘンリー王子にも注目。棺の後ろを歩いた際は、間にアン王女の長男ピーター・フィリップス氏を挟んだため完全な“横並び”ではなかったが、葬儀直後に会話する姿が目撃されている。ボディランゲージの専門家2人は、キャサリン妃が2人に配慮していると分析したようだ。

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ヘンリー王子は「居心地の悪さを感じている」と専門家

 荘厳な軍隊の行進と演奏、殿下愛用の馬車とその座席に載せられた愛用のグッズ、葬儀用のランドローバー、棺に載せられた旗と海軍の軍帽、エリザベス女王セレクトの花と手書きのカード……ウィンザー城で執り行われたフィリップ殿下の葬儀は、殿下自身が生前からプランに関わっていた。殿下の人柄が偲ばれる点が多く見受けられたその内容には、多くのファンが胸を熱くしたことだろう。

 ランドローバーに乗せられた棺が礼拝堂へ移動する際、参列者の一部は後ろを行進した。事前に報じられた通り、先頭はチャーズ皇太子とアン王女の2人、その後ろにアンドリュー王子とエドワード王子の2人。ウイリアム王子とヘンリー王子の兄弟はその後ろに続いたが、間にアン王女の長男ピーター・フィリップス氏を加えた3人で並んでいた。

 関係者は葬儀前、英大衆紙「デイリー・メール」に対し、「兄弟が並んで歩くことを拒絶した表れと考えられるべきではない」と語った。だが一方で、葬儀の責任者であるチェンバレン卿(宮内長官)が、兄弟の不和について多大な思慮と労力を費やしたことは認め、「事態が悪化しないように、全員が慎重に行動している」などと述べていた。

 さらに英大衆紙「デイリー・ミラー」は葬儀後、ボディランゲージ専門家のブルース・ダーハム氏とジュディ・ジェームズ氏による分析を掲載。ダーハム氏は行進中のヘンリー王子について「他の王室メンバー同様に(手を)握り締めた状態ですが、親指で他の指を何度もこすっています。これは自分自身をなだめている行為の一種です」と指摘し、理由は不明だが居心地の悪さを感じているとした。

葬儀後に状況は変化 キャサリン妃が“一歩下がって”絶妙な気遣い

 行進と黙祷を終えて礼拝堂に入った後、ヘンリー王子は棺が置かれた通路を挟んでキャサリン妃の向かいに着席する。ここで同氏は、両者が見て見ないふりをするようにアイコンタクトを避けていると指摘した。

 だが、聖歌隊が歌い始めた際には、妃が反対側にいる王子を一瞬見つめていたという。ダーハム氏は「彼(ヘンリー王子)は視線に気付くと、すぐに目を背けて上を見ました。特定の状況下では、上を見上げることは安心感を探していることを意味し得るのです」と分析し、妃が王子を見つめていた理由として、王子を気にかけている可能性を挙げた。

 妃の気遣いは、葬儀終了後にはっきりと現れたようだ。その場面とは、礼拝堂を出た後に目撃された兄弟の会話シーン。参列者たちは礼拝堂から城の建物まで徒歩移動したため、兄弟の会話は思いがけず長い時間続くことになった。

 この場面についてダーハム氏は、「ウイリアム王子とキャサリン妃が一歩下がって、ヘンリー王子が2人に入れるようにしています。坂道を上る際には、妃が(兄弟)2人だけで歩けるように取り計らっています。過去に度々そうしていたように」と述べた。

 またジェームズ氏も「キャサリン妃が他の王室メンバーに話しかけようと一歩下がったことで、(兄弟)2人だけで歩いて話ができるようになりました。我々が望んでいた和解の瞬間だった可能性もあるわけです」と分析した。

 動画を見ても、その気遣いは明らかだ。礼拝堂を出た直後、妃はヘンリー王子と会話。そして、先に歩き始めたウイリアム王子には追い付かず、ヘンリー王子との間に立って誘導するような位置に。ヘンリー王子が追い付くと、ウイリアム王子との間に自然と入るように位置を変え、最後は完全に一歩下がって兄弟2人だけで歩く瞬間を作っている。失礼ながらも「お見事!」と称したい動きだ。

 葬儀参列にあたり緊急帰国したヘンリー王子は英国の新型コロナ規則により、かつて暮らしたフロッグモア・コテージで自主隔離検疫に入っていた。現在同所で暮らす従妹ユージェニー王女とは会ったとも報じられているが、原則としてこの期間中は人と会うことができない。

 よって、ウイリアム王子夫妻や他の王室メンバーとは、この日が1年ぶりの“直接”対面となる。妃の行動からしても、兄弟が“直接”話すことには大きな意味があるのだろう。妃の気遣いが実り、ビデオ通話や電話では伝わらない思いが兄弟の仲を少しでも和らげたことを祈りたい。

(Hint-Pot編集部)