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メーガン妃擁護派 ウイリアム王子はヘンリー王子の印象ダウンを狙ったと主張

著者:森 昌利

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ウイリアム王子とヘンリー王子【写真:AP】
ウイリアム王子とヘンリー王子【写真:AP】

 オミッド・スコビー氏といえば、ヘンリー王子夫妻の自伝「Finding Freedom(自由を求めて)」の共同著者であり、一貫したメーガン妃擁護の姿勢で知られるジャーナリスト。昨今ではまるで妃の広報官のような発言を繰り返し「メーガン妃のチアリーダー」という異名を持つ。そのスコビー氏がテレビ番組に出演し、ウイリアム王子側にヘンリー王子を「貶める意図があった」と主張して話題になっている。

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ウイリアム王子の発言漏洩は「偶然ではない」

 ヘンリー王子は王室主要メンバーとして活躍していた2019年10月、南アフリカツアーに密着したドキュメンタリー番組「ハリーとメーガン:アフリカの旅(Harry and Meghan:An African Journey)」でインタビューに応じた。その際、王子は「兄とは別々の道を歩んでいる」と発言し、兄弟の不仲を示唆。

 また、メーガン妃も「私には『大丈夫か?』と尋ねてくれる人があまりいない」と明かし、ロイヤルファミリー内での孤立を案じる報道が大々的に流れた。

 英大衆紙「デイリー・メール」が掲載した記事によると、スコビー氏は英民放ITVの特別番組「Harry & William:What Went Wrong?(ハリーとウイリアム:何が悪かったのか?)」に出演。南アフリカツアーのインタビューから数日後、ウイリアム王子が「ヘンリー王子の精神状態を心配している」という報道が英メディア上にあふれたことについて「偶然ではない」と主張した。

「私が思うに、あれは偶然ではありません。(ヘンリー王子が出演した)テレビ番組の放送直後、あるいは翌日にも、ケンジントン宮殿の上級補佐官から『ウイリアム(王子)が弟の精神状態を心配している』という証言が流れました。それはハリー(ヘンリー王子の愛称)にとってはとても嫌なこと。世間に見過ごされることはありませんでした」

 さらにメーガン妃“擁護派”の急先鋒である同氏は、このウイリアム王子の発言が漏れたことに関し、「ウイリアム本人の指示であるかは誰にも分かりませんが、このリークは彼が“ボス”であるハウスホールド(ケンブリッジ公爵家)から出たものです」と続けた。

 つまり同氏は、このウイリアム王子による発言リークは、ヘンリー王子夫妻が南アフリカツアーで行ったインタビューに対する“反撃である”と示唆したことになる。

 しかし、当時は主要メンバーとして王室を盛り立てていかなければならない立場にありながら、先にテレビ番組で不満を公にしたヘンリー王子夫妻にも問題はあったのかもしれない。弟がテレビでいきなりこうした発言をしていたら、ウイリアム王子でなくても精神状態を心配してしまうような気もする。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)