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ウイリアム王子とヘンリー王子の確執は「変わらず」 除幕式終え専門家たちの意見一致

著者:森 昌利

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1日、ダイアナ元妃の銅像除幕式に登場したウイリアム王子とヘンリー王子【写真:AP】
1日、ダイアナ元妃の銅像除幕式に登場したウイリアム王子とヘンリー王子【写真:AP】

 王室ファンが待ち焦がれていたダイアナ元妃銅像の除幕式。生誕60周年を迎えた1日、長男ウイリアム王子と次男ヘンリー王子が揃い踏みしたこともあり、全世界の注目を集めた。除幕式に登場した王子たちが感想を語り合う姿や笑顔を見せたことで、一部メディアは不仲報道を一時的に“冷却”。だが、王室専門家ら4人が王子2人の根深い不仲を一様に主張し、話題になっている。

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注目の除幕式が縮小されたのは「今も明確に兄弟の確執があるから」

 除幕式が行われた現地時間1日、英国各局の主要ニュース番組は当日の夕方から、成長した兄弟が銅像のベールを外す様子を一斉に放送した。

 その多くは“不仲報道にもかかわらず母親の記念日に力を合わせた”と伝えたが、一夜明けた翌2日に、英大衆紙「デイリー・メール」の電子版「メール・オンライン」は、同紙の王室担当編集者と記者、ピアーズ・モーガン氏、同紙コラムニストで「GB News」プレゼンターのダン・ウートン氏が寄稿したコラム3本を掲載。3本とも、ウイリアム王子とヘンリー王子の根深い不仲を一様に主張している。

 まずは同紙の王室担当編集者レベッカ・イングリッシュ氏と記者ジェンマ・カー氏の連名によるコラム。タイトルに「スピーチなし、心を開く場面も、シャンパンでのどを潤す優雅な時間もなし」と打ち、ウイリアム王子とヘンリー王子の間には修復できない亀裂があると主張した。

 まず銅像に関しては、元妃が初めて“チャールズ皇太子と別個で”送った1993年のクリスマスカードが発想の元にあると紹介。銅像に関しては「威厳があり、感動的」と記しているが、皇太子が不参加だったことで、“民衆のプリンセス”の生誕60周年は公のものではなく「極めて私的なイベントになった」と指摘した。

 さらには「取材メディアを制限したい」というヘンリー王子の意図も重なり、除幕式の生放送もなし。兄弟2人が「今も毎日のように一緒にいてほしいと思う」と語るダイアナ元妃を偲ぶ記念日としては、非常にスケールの小さいものになったとした。

 そして、20世紀の英王室で最大の人気者であった元妃のイベントが、これほど縮小化したのは「今も明確に兄弟の確執があるからだ」と結論付けている。