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ヘンリー王子とメーガン妃 新人事を金曜に発表した意味とは? SNS投稿が話題

著者:森 昌利

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ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】
ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】

 ヘンリー王子とメーガン妃は早くからハリウッドの腕利きPRを雇い入れ、「サセックス公爵家」のブランド化に力を入れてきた。しかし、昨年3月の“王室引退”で晴れて自由の身となり、ネットフリックスやスポティファイと超大型契約を交わしたというのに目立った活動がなく、今のところ“期待外れ”の声も高まっている。そうしたマイナス面を“金曜日のニュースリリース”で巧みにすり抜けていると指摘したSNS投稿が話題だ。

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「セレブリティが悪いニュースを『埋める』タイミングだ」と投稿

 昨年、動画配信大手「ネットフリックス」や音楽配信大手「スポティファイ」と巨額契約を結んだヘンリー王子夫妻。だが、前者ではヘンリー王子が後援する「インビクタス・ゲーム」のドキュメンタリー1本の制作予定発表のみ、後者は昨年暮れに33分のポッドキャスト番組を作ったのみで、最近では企業にとって期待外れではないかと示唆する報道も出た。

 英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が掲載した記事によると、英王室のメディア対応に注目する“米国のPR専門家”が運用するツィッターアカウント「ロイヤル・ティー」(@UKRoyalTea)が「またも休日前の金曜日にアナウンス。セレブリティが悪いニュースを『埋める』タイミングだ」と投稿したことが話題になっている。

 この投稿は、動画とポッドキャスト制作の活動が含まれた夫妻の制作会社「アーチウェル・プロダクション」の発表について指摘したもの。同社は動画制作プロデューサーに米アカデミー賞ノミネート経験を持つベン・ブラウニング氏を、オーディオ制作のプロデューサーにレベッカ・サナネス氏を起用するニュースを続けて“金曜日にリリース”している。

 こうした「金曜日作戦」は、メディア対策としてセレブ側が自分たちに不利なニュースを週末にリリースするというもの。日本で芸能人が年末に離婚を発表するように、要は「深く詮索されたくない」ということだ。このため同紙の記事では、今回のリリースがこれに当たるとしたツイッターアカウントが「ポッドキャスティングへのカップルの冒険にとって、この遅れた採用が特に良い前兆でないと推測した」と報じている。

 しかし、「金曜日作戦」くらいで王子夫妻の支持率低下は止まらない。ハリウッドの辣腕PRチームは、もう少し抜本的なイメージ回復策を練るべきではないだろうか。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)