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キャサリン妃の母やベッカムも常連 ウィンブルドン「ロイヤルボックス」は何がすごい?
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座席数は限定74席 すべて招待のみ
そんなセレブたちが集合するウィンブルドンのロイヤルボックス。テニスファンにとっては憧れのシートだともいわれている。しかし、一体どこがスペシャルなのだろうか?
英雑誌「ハロー」が掲載した記事によると、ロイヤルボックスの特徴はまず座席前に設置された小型のモニター。これは2019年7月に観戦したベッカムが母親とのツーショットを披露したSNS投稿で見ることができる。この時に映し出されていた試合はセンターコートで行われているものではなかったそうだ。
また、テニス選手のアンディ・マレーとジェイミー・マレーの母親でテニスコーチのジュディ氏も2019年7月、ロイヤルボックスの観客に提供されるアフタヌーンティーを公開している。ウィンブルドンの地下鉄駅表示やテニスラケットをあしらったスイーツなど、大会の気分を大いに盛り上げてくれるデザインは必見。
では、どうすればロイヤルボックスの観客になることができるのか? ウィンブルドン選手権の公式サイトによると、座席数は限定74席。すべて招待のみとなり、招待状は大会の組織委員会などからの提案を踏まえ、オール・イングランド・クラブのチェアマンから発送される。
対象は「英国および海外の王室、政府の長、テニス界の人々、商業パートナー、英国軍、著名なメディア組織、英国テニスの支持者や輝かしい業績を残した人たち」。当日の試合日程終了後はクラブハウスでランチなどが提供されるそうだ。
気になるドレスコードはスーツやジャケット、ネクタイなど。背後の観客に配慮するため、女性の帽子は禁止されている。また、2003年にはオール・イングランド・クラブのプレジデントとして毎年優勝者に盾を授与することで知られるケント公爵エドワード王子(マイケル・オブ・ケント王子の兄)の意向により、選手が王室メンバーにカーテシーなどの挨拶をする伝統は廃止された。現在唯一の例外はエリザベス女王とチャールズ皇太子とされているそうだ。
(Hint-Pot編集部)