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キャサリン妃がヒント ウィンブルドン歴代ファッションで学ぶ夏の上品カジュアル
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熱戦が繰り広げられているテニスのウィンブルドン選手権は、毎年この時期に開催される夏の風物詩。会場である英ロンドンのオール・イングランド・クラブには多くの王室メンバーやセレブが姿を見せ、ハイセンスな夏の上品カジュアルを披露してくれる。キャサリン妃がこれまで観戦した際のコーディネートを振り返りながら、夏のちょっとした外出に使えるヒントを探ってみよう。
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ヴィヴィッドカラーのドレスは小物のカラーでイメージ調節
キャサリン妃のドレスといえばヴィヴィッドなカラーも特徴の1つ。175センチの身長で着こなす姿は、持ち前のゴージャスさが格段に際立っている。
一般人には少々勇気が必要なイエローは、2016年7月7日の「ロクサンダ」や18年7月15日の「ドルチェ&ガッバーナ」が参考になるだろう。ベージュのバッグやヌードカラーのシューズと合わせ、強い印象ながらすっきりと清潔感あるスタイルに仕上げている。
妃をはじめ王室の女性陣がよくセレクトするヌードカラーの小物は、すっきり上品コーデを簡単に実現させる便利アイテム。単品で見ると「ちょっと地味?」と感じるかもしれないが、強いカラーとの組み合わせはもちろん、ウィンブルドンのドレスコードであるホワイトとの相性も抜群だ。
レッドなら15年7月8日の「LKベネット」を見てみよう。ドレス自体はシンプルなデザインだが、「ダイアン・フォン・ファステンバーグ」のスネークスキン風のボディにアニマル柄がプリントされ、ゴールドの金具がアクセントになったクラッチバッグで全体をうまく引き締めている。また、真紅ではなく若干イエローがかったスカーレットレッドを選んだことで、クラッチバッグとダークブラウンの髪と相まって全体のトーンがまとまった。
そしてグリーンなら19年7月13日の「ドルチェ&ガッバーナ」を。こちらもフロント部分のボタンでゴールドが取り入れられた他、紐リボンなどでガーリーなテイストもプラスされている。