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メーガン妃父「孫に会う権利を裁判所に申し立てるだろう」 米テレビで驚きの発言

公開日:  /  更新日:

著者:森 昌利

メーガン妃とアーチーくん(2020年5月)【写真:AP】
メーガン妃とアーチーくん(2020年5月)【写真:AP】

 ロイヤルウェディング直前、パパラッチのやらせ写真に協力したことでメーガン妃から関係を絶たれた父親のトーマス・マークルさん。義理の息子であるヘンリー王子や孫のアーチーくん、リリベットちゃんとの対面も果たせていない。そうした中、トーマスさんは米テレビ番組に出演。孫に会う権利を求めて“法的行動”に活路を見出す意向を明らかにして、大きな話題になっている。

 ◇ ◇ ◇

「子どもたちをゲームに参加させるべきではない」

 メーガン妃と音信不通になっている父親のトーマス・マークルさん。現在メキシコ在住のトーマスさんには心臓病の持病があり、最近は「生きて孫に会うことができるのか?」という疑問が膨らむ毎日だという。

 そんな中、トーマスさんは米FOXニュースの番組にリモート出演。英大衆紙「デイリー・メール」が掲載した記事によると、孫2人と会えない状況に対し、「我々(自身と孫2人)がメーガン(妃)とハリー(ヘンリー王子)による悪しき態度の犠牲になるべきではない」と語り、孫に会えないことの理不尽さを訴えた。

 祖父になったことは分かっているのに、孫と会えない。そんなつらさからか、トーマスさんの言葉には辛辣な思いがあふれた。

 まずは「アーチーもリリ(リリベットちゃんの愛称)もまだ小さな子ども。彼らは政治でもチェスの駒でもない。子どもたちを(ヘンリー王子夫妻の)ゲームに参加させるべきではない」と発言。英メディアの一部は近頃、リリベットちゃんの洗礼式が「王室との和解における切り札」という見方を示していることもあり、無垢な子どもたちを“政治利用”する娘夫婦に苦言を呈した。

 さらに「(アーチーくんとリリベットちゃん)彼らもロイヤル。それならば他のロイヤルと同様の権利を享受すべき」と語り、“王室引退”が子どもたちの処遇にも影響していると指摘すると、「私は近い将来、カリフォルニアの裁判所に孫と会う権利について申し立てを行うだろう」と驚きの発言をした。

 またヘンリー王子の回顧録出版に関しては「オプラ・ウィンフリーとのインタビュー番組をはじめ、あれだけ言いたいことを言ったら、書くことはそれほど残っていないのではないか」と皮肉もちくり。王子が巨額の前払金を受け取ったとされる本だが、出版に否定的な見方を示している。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)