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“選手村飯”おいしそう 豪選手団が感謝の日本語垂れ幕掲げた宿舎 その食堂に注目
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ついに開幕し、白熱する東京五輪。「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」では、SNSで反響を集めた話題からこの機会に知ってほしい選手やちょっとほっこりするネタなどをお届けします。今回は、選手村の様子を積極的に発信しているオーストラリア選手団について。コロナ対策がしっかりと実施された食事風景やマンション外に掲げられた日本語の垂れ幕が話題になっています。
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感染対策も万全! 広々としたフードコートにはたくさんのカウンターが
中央区晴海の選手村に滞在する各国の代表選手たち。SNSでは現在、選手たちが撮影した写真や動画が話題になっています。中でも注目は、水球女子オーストラリア代表のティリー・カーンズ選手がTikTokに公開した動画。選手村に設けられたフードコートでの食事風景を紹介しています。
動画によると、やってきたカーンズ選手はまず手指消毒を行い、ビニール手袋を着用。プレートを手に広々とした内部へ向かうと、数えきれないほどの料理提供カウンターが並んでいます。サラダやスープなど自分の好きなものをここから選ぶスタイルです。
食事をするテーブルはパーテーションで一席ずつ区切られ、食事前には各所に設置された消毒シートで周囲を清拭する様子も。カーンズ選手は「仕切りを通して聞き取るのは難しいので、会話は簡単ではありません。でも、安全は守られているわ」と実況しています。
また、チームの規則により、一度マスクを外したら10分間で食事を終えなければならないそう。食後も手指を消毒し新しいマスクに変え、片付けと席の消毒をしてから立ち去ることが義務付けられているようです。
豪ニューサウスウェールズ州の地元紙「クルックウェル・ガゼット」は、「五輪村での食事における安全な新型コロナ対策を公開」と題して、カーンズ選手の動画を紹介しています。
また、オーストラリア選手団は開幕前、選手村のマンションに日本語で感謝を綴った垂れ幕を掲げたことでも話題になりました。日本人ファンからは「豪州好きになった」などのコメントが寄せられています。
新型コロナウイルスの影響で活動を制限されながらも、選手村での生活に対する感謝と満喫する日々の様子を発信し続けているオーストラリア選手団。今後も注目です。
(Hint-Pot編集部)