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メーガン妃 王室を変えたらファミリーが喜んでくれると思っていた 王室専門家が推測
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3月放送のインタビュー番組中、メーガン妃は王室内の人種差別問題を示唆。また精神のバランスを壊して自殺願望まで抱いた妃に「王室は救いの手を差し伸べなかった」と打ち明けた。そんな世界が仰天する暴露と非難が飛び出したインタビューにおいて、メーガン妃の本心は果たしてどこにあったのか? 王室作家がその胸の内を探った。
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予想に反した王室の反応に妃は戦慄?
エリザベス女王の祖母メアリー王太后からメーガン妃まで、女性王族の生活を描いた伝記「ケンジントン宮殿(Kensington Palace)」の著者で知られるトム・クイーン氏。英民放チャンネル5のドキュメンタリー番組「40歳のメーガン(Meghan at 40)」に出演した同氏が、暴露インタビューに至ったメーガン妃の本心を推測して話題になっている。
現在はチャールズ皇太子やウイリアム王子も“激怒している”と伝えられ、王室側との溝が深まるばかり。しかし、英大衆紙「デイリー・ミラー」が掲載した記事によると、番組でのクイーン氏は妃の当初の狙いが対立ではなかったことを指摘している。
「彼女(メーガン妃)は謝罪を望んでいたと思います。私の思うところでは、王室側が電話を取り『本当に申し訳なかった。私たちがあなたを追い詰めてしまった』『もっと違った形であなたを扱うべきだった。メンタルヘルス問題にも真摯に向き合うべきだった』と言ってくることを期待していたはずです。しかし王室側が見せた実際の反応はメーガン(妃)の思い描いたものとは違ってとてもネガティブなものになってしまい、彼女は恐れ慄いたと思います」
さらに同氏は「メーガンは王室入りしたら、ロイヤルファミリーを変えることができると思っていたのではないでしょうか。さらにロイヤルファミリーも喜んでくれるだろう、そして自分の思うように行動できるだろうと」と続けて、希望にあふれて王室入りしたメーガン妃の気持ちを代弁した。
暴露インタビューで再び王室を変えようとチャレンジした妃。しかし失敗に終わった今「きっと後悔しているはず」と同氏は付け加えて、困惑する妃の心境を推察した。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)