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ヘンリー王女の長女 洗礼式は英国で行われない可能性? 回顧録出版が原因と専門家主張

著者:森 昌利

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ヘンリー王子【写真:AP】
ヘンリー王子【写真:AP】

 英王室関連で今夏最大の話題になっているヘンリー王子の回顧録出版発表。先日は内容の大部分が母ダイアナ元妃の死に関するものであることが明らかになった。そして、そうした王室の傷口に触るような内容により、王子の長女リリベットちゃんがエリザベス女王の前で洗礼式を行う可能性は低くなったという。

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回顧録の大部分はダイアナ元妃の悲劇に関連?

 王室作家のアンジェラ・レヴィン氏は先日、英ニュース番組「GBニュース」にリモート出演。ある強力なソースから、王子が8月31日に出版する回顧録の内容を“察知した”と証言した。同氏は2017年にヘンリー王子の公式伝記本「Harry:Conversations with the Prince(ハリー:王子との会話)」を出版するなど、王子の人柄に詳しい人物だ。

 英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が紹介した同氏の証言によると、ヘンリー王子の回顧録はダイアナ元妃の“パリの悲劇”がメインとなる見込みだという。

「どこまでハリー(ヘンリー王子の愛称)が(回顧録で)語るのかと推測されていますが、私はとことん行くと考えています。そして私がとある有力な筋から聞き出した話によると、ハリーの回顧録の大部分がダイアナの死に関わっているということです。そして当時のハリーが嫌った周囲の人間たち(主に王室メンバー)に対する気持ちを包み隠さず吐き出すものになりそうです」

 3月放送のインタビューから何度も繰り返す王室批判、そして同氏の言葉からも明らかなように、回顧録の目的は自身のメンタルヘルスにも支障をきたした母の死に対する怒りと、その時に家族から受けた扱いに対する恨みを晴らすことと考えられているようだ。

 そして同氏は「今回の回顧録でまた家族を激しく傷付ければ、リリベット(ちゃん)の洗礼式をウィンザー城で行うことは難しくなるでしょう」と発言。関係者によると、王子はダイアナ元妃銅像の除幕式で一時帰国した際、リリベットちゃんもアーチーくんと同じようにウィンザー城で洗礼を受けさせたいと王室に伝えていたようだ。

 公式に王位継承順位8位とされたロイヤルベビーが、曽祖母のエリザベス女王を首長とするイングランド国教会の洗礼を受けられないとなれば大問題。果たして王子はそこまでの覚悟があって批判をエスカレートさせるのか。今後の展開からますます目が離せなくなりそうだ。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)