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ヘンリー王子夫妻 長女洗礼式で八方ふさがり? 英国で行わない場合は不安も

著者:森 昌利

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ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】
ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】

 先月4日に米カリフォルニア州サンタバーバラで生まれたヘンリー王子夫妻の長女リリベットちゃん。曽祖母エリザベス女王の特別な幼名を授かり、現状では王位継承順位8位になるはずのロイヤルベビーだが、未だその写真は公開されていない。しかし、キリスト教徒としての洗礼式は回避できず、その詳細を決める決断の時が迫っている。そしてその決断次第では、現時点で苦境に陥っている王室との関係が「完全に遮断される可能性がある」と王室ジャーナリストが主張している。

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米国での洗礼式は王室への拒絶 女王にも打撃が

 オーストラリアのロイヤルジャーナリストであるダニエラ・エルザー氏はこのほど、同国のニュースサイト「news.com.au」にコラムを寄稿。その中で、ヘンリー王子夫妻の長女リリベットちゃんにとっての洗礼式が王室との関係を決定的なものにすると主張した。

 エルザー氏が懸念するのは、もしも2人がリリベットちゃんの洗礼式をカリフォルニアで行うことにした場合。そうなれば「海外渡航を行わない方針のエリザベス女王が出席できなくなり、明らかなロイヤルファミリーへの拒絶となる」と記し、夫妻に警告した。

 しかも洗礼式を米国で行うだけでなく、“洗礼式そのものをしない”という決断をした場合、どちらもイングランド国教会の首長であるエリザベス女王の立場を無視することにつながる。

 プライバシーを重視してかリリベットちゃんの写真が未公開なのも気になるが、同氏が懸念するようにもしも洗礼式を米国で行う、または洗礼式自体を行わなかった場合、王室との関わりを拒否しているとみられてしまう可能性はあるだろう。

 3つある選択肢のうち米国での洗礼式を決断するなら、王室との関係をすべてきちんと清算した上で、完全な自由の身となってから行えば、納得が得られるのかもしれない。アーチーくんの洗礼式は2019年7月6日に英ロンドン郊外のウィンザー城で執り行われたが、リリベットちゃんの場合は果たして……。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)