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セーラームーン、忍者、歌舞伎顔負けの早変わり…日本へのリスペクトを感じる新体操衣装
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いよいよ今夜に閉会式を迎える東京五輪。「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」では、SNSで反響を集めた話題からこの機会に知ってほしい選手やちょっとほっこりするネタなどをお届けします。今回は新体操の女子団体総合で観客たちを魅了した華やかな衣装について。東京大会らしく、日本モチーフや世界観を取り入れたチームをご紹介します。
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ウズベキスタン代表はツイッターでトレンド入り
7日に行われた新体操の女子団体予選。特に注目を集めたのは、ウズベキスタン代表チームでした。何と衣装は、1992年の連載とアニメ版放送開始から29年経った現在も根強い人気を誇る「美少女戦士セーラームーン」がモチーフ。ブルーの襟や胸元の大きな赤リボン、足元の赤いブーツまで完璧に表現しています。
演技途中にアニメ主題歌「ムーンライト伝説」が流れ始めると、SNSでは瞬く間に話題に。「ウズベキスタンが優勝じゃない?」「日本意識してくれたんだね、本当にうれしい……」「有観客ならすごい盛り上がるだろうと思うと……」など称賛のコメントがあふれ、ツイッターでトレンド入りしました。
日本文化を取り入れた衣装は他にも。イタリア代表チームは和を全面に押し出した着物風のデザイン。裾や袖には桜が、背中には五重塔が描かれています。忍者などを意識した動きもあり、さながら美しい女忍者の軍団が上陸したかのよう。ちなみに同国代表チームは先日、浴衣風のガウンに身を包んだ集合写真も披露し、話題を呼んでいました。
また、銀メダルに輝いたロシア五輪委員会(ROC)は、歌舞伎顔負けの早変わりを披露。登場時はショッキングピンクのレオタードでしたが、曲調が転換する場面で深みのあるブルーへ。見る者の目を楽しませていました。衣装の早替えといえば、フィギュアスケートのアンナ・シェルバコワ選手(ロシア)もおなじみですよね。
五輪日本語版公式ツイッターは「美しい演技に加え、華やかな衣装にも注目です 開催国・日本の文化に合わせた衣装も」と、日本代表を含む4チームの写真をツイート。「日本っていろんな国から愛されてるんだなって思える!!」「みんなかわいいい」「素敵でした」など、反響を集めていました。
新体操の女子団体は8日に決勝が行われ、日本は8位に。金メダルはブルガリア、銀メダルはROC、銅メダルはイタリアがそれぞれ獲得しました。
(Hint-Pot編集部)