育児・家族

贈り物に立腹する義姉、コロナでも帰省強行を考える夫…「敬老の日」でトラブル発生

著者:和栗 恵

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お年寄りに感謝を伝える「敬老の日」(写真はイメージ)【写真:写真AC】
お年寄りに感謝を伝える「敬老の日」(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 9月20日は「敬老の日」。「多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」日と定められています。両親や祖父母に贈り物をしたり、コロナ禍以前は一緒に食事や旅行をしたりする人も多かったでしょう。ところが、この「敬老の日」を家族間のパワーバランスに利用しようとする人も。この日がきっかけのトラブルに遭遇したという女性たちに話を伺いました。

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気の利いた意外な贈り物に義姉が立腹

 関東地方在住の頼子さん(仮名・45歳)は、仕事で全国を飛び回るキャリアウーマン。「敬老の日」には毎年、出張先で見つけたおいしそうなものを夫の実家へ贈ることにしています。

 そんな頼子さんが昨年贈ったのは「スルメ」でした。たまたま北海道の漁協で見つけ、味見をさせてもらったところとてもおいしかったので、すぐに義父母へ贈ることを決めたといいます。

「スルメが義父母に届いた頃、義父母と同居している義姉(義兄の妻)から電話がかかってきました。てっきり『おいしい』というお礼の連絡かと思ったら、『高齢者にあんな固くてのどに引っかけそうなものを贈るなんて』と嫌味を言われてしまったんです」

 頼子さんは「おいしいのになぁ。でも、固くて食べられなかったら申し訳ないなぁ」と思い、義実家に謝罪の電話をすることに。すると、義母からは「スルメを水で戻して煮物にしたらすごくおいしかった」とお礼が。さらに「たくさんあるから、お正月にも作るわね」と大興奮の様子だったそう。

 また、義父がカットしたスルメをあぶり、枡酒に入れて飲むのに夢中だとも伝えられました。スルメを贈られた義父母は大喜びなのに、なぜ義姉があれほど怒っていたのか、頼子さんにはまるで見当がつかなかったといいます。

「夫が言うには、『スルメで株が上がったことが気に食わなかったのでは?』とのこと。義姉は以前から私に対してマウンティングがすごくて。私はあまり気にしていなかったのですが、敬老の日の贈り物にさえケチつけられても……と思っちゃいますね」